政府は16日、政府専用機の墜落事故で亡くなったポーランドのカチンスキ大統領の国葬に、江田五月参院議長を代表として送ることを決めた。
外国首脳の葬儀には、首相経験者らを送るのが通例だが、「自民党の人に頼むわけにもいかない」(首相周辺)。政権交代の余波に悩んだ末の前例のない人選となった。
カチンスキ大統領夫妻の国葬は18日午後(日本時間同日夜)にポーランドで開かれ、オバマ米大統領も出席を表明している。日本も「首相級」(政府高官)を念頭に人選を進めたが、鳩山由紀夫首相、副総理の菅直人財務相ら主要現職大臣は国会出席などで時間をとれず、首相経験者はほとんどが自民党系。そこで「三権の長」である議長に目を転じ、足を痛めている横路孝弘衆院議長でなく、江田氏に白羽の矢を立てた。衆参両院の広報課によると、議長が外国首脳の葬儀に参列した例はないという。
ソース元:
asahi.com
ポーランド大統領の国葬に首相が参加しないどころか、首相経験者すらも出席させない失礼千万な民主党政権が「日本」として世界に捉えられることが奥歯を噛み砕きそうになるほど悔しい。
国際儀礼すら守ろうとしない今の日本政府なんぞに政府を名乗って欲しくもない。日本以外の各国は大統領・首相クラスを国葬に出席させるのだ。それが礼儀というものだろう。
自分たちが同じことをされたらという想像力、すなわち「人の痛みを感じる」そんな想像力が民主党政権には欠如している。
自国の大統領を送る国葬に於いて、アメリカ大統領も他のスケジュールをキャンセルしてでも参加する中、日本という決して小さな国でもなく良くも悪くも世界に影響力がある国家は、首相どころか数々の適任者たち(麻生前総理、福田元総理、安倍元総理、小泉元総理など)は民主党のくだらない面子のために出席のオファーさえ受けていない。こんなときに政党云々なんか関係ないだろうに!外交をしろ、外交を!馬鹿民主党!
「首相経験者 = 日本を代表する人物」としてポーランド国葬に出席させることは、ポーランドへの敬意と弔意を示す国家としての最低限の礼儀だ。
こういうときこそ、昨年夏まで日本の国家元首であった麻生元総理や政権維持期間が長く知名度も高い小泉元総理を国葬に出席させるという配慮、そして敬意がポーランドとの関係をどれだけ良い方向に導くのか、民主党は少しは考えるべきだ。こういうときに「誰この人?」なんて相手に思われる人選をするその鳩山政権の外交能力の低さは異常だ。
国葬出席は外交そのものだ。相手国に最大限の敬意を示すためにビックネームを送る、当然のことじゃないか!なんでそんな当たり前のことすらできないのか、この大馬鹿政府は!
日本だって今までも国葬はあり、その時には世界の首脳たちが超多忙なスケジュールながらも出席している。今後もそうだろう。そんなときに国のナンバー20くらいの人物を送ってきた国をどう感じるだろうか?アメリカから大統領でも国務長官でもなく、下院議員の有力者とやらがやってきたらどう思うだろうか?もうアメリカは日本に興味が無いと判断するのが妥当だろう。
今この時にも日本はポーランドに同様のことをしようとしているのだ。ポーランドと良好な関係を築いていくことがどれだけ隣の大国ロシアへの牽制になるのか考えればすぐにでも解りそうなものなのだがルーピー鳩山政権は相変わらず国益を損なうことばかりする。
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