結局のところ、鳩山由紀夫はオバマ大統領が述べたことをストレートに国民に明かしていなかったということになる。
オバマ大統領の英語が解らなかったわけでもないだろうに、ここまで相手(米政府)に信頼されていないということの証明ともいえる会話をバラすわけにもいかなかったということか。
国の将来よりも自分の面子、まさに民主党のスタンダードとも言える鳩山由紀夫の厚顔無恥で下劣な態度に吐き気すらする。
これが今の日本の首相なのだ。別にこのブログをご覧のほとんどの皆さんも勿論のことミジンコも、民主党に投票したわけではないのだが、こういう流れを食い止められなかったことを常に意識して今後は生きていくべきだ。
このブログでは「馬鹿に馬鹿」と言うことは一貫しているのだが、世間ではそれを「暴言」と言う。暴言でも結構、今は「馬鹿に殺されてたまるか!」という気持ちだ。
「実現できるのか」米大統領、鳩山首相に疑念(Yomiuri Online)
ワシントンで12日夜(日本時間13日午前)に行われた鳩山首相とオバマ米大統領との非公式会談で、沖縄の米軍普天間飛行場移設問題をめぐって首相が「5月末決着」への協力を大統領に求めたのに対し、大統領が「きちんと最後まで実現できるのか」と強い疑念を示していたことがわかった。
複数の関係筋が17日、明らかにした。大統領は問題が進展していない現状にも不満を表明し、米政府がオバマ大統領以下、鳩山首相に対して深い不信感を抱いている様子が浮き彫りとなった。
関係筋によると、核安全サミットの夕食会席上で非公式に行われた約10分間の会談では、鳩山首相が米軍キャンプ・シュワブ陸上部などへの移設を組み合わせた日本政府案を念頭に、「5月末の決着に向けて努力している」と説明。そのうえで、「大統領にもぜひ協力を願いたい」と要請した。
しかし、オバマ大統領は「(11月の首脳会談で)あなたは『私を信じてほしい(トラスト・ミー)』と言った。しかし、何も進んでいないではないか」と不満を表明。さらに、「きちんと最後まで実現できるのか(Can you follow through?)」と、日本政府の対応に強い疑念を示したという。
これに対し、首相は「岡田外相とルース大使との間で今、交渉を行っている」と説明したが、大統領から明確な反応はなかったという。
大統領の発言は、鳩山首相が昨年11月に会談した際、普天間問題について「トラスト・ミー」と発言し、早期決着を約束したにもかかわらず、国内の合意形成が一向に進んでおらず、首相が約束を履行していないことに対する不信と不満を示したものといえる。
米政府はまた、4月中に行うとしていたキャンベル国務次官補の訪日を見送る方針を固め、17日までに日本政府に伝えた。
米政府筋は「我々は日本政府が示しているものを政府案としてとらえていない。今、次官補が訪日すれば、我々が協議に応じると鳩山政権に誤解される恐れがある」と述べ、現状では、日本政府と協議する考えがないことを強調した。
◆普天間飛行場移設問題をめぐる12日の日米非公式会談の主なやり取り◆鳩山首相 日米同盟は大変大事だ。その考え方の中で今努力している。5月末までに決着する。大統領にもご協力願いたい。
オバマ大統領 (昨年11月の日米首脳会談で)あなたは「私を信じてほしい(Trust me)」と言った。しかし、何も進んでいないではないか。きちんと最後まで実現できるのか(Can you follow through?)。
首相 岡田外相とルース駐日米大使との間で交渉している。沖縄の負担軽減が、日米同盟の持続的発展にも必要だ。
鳩山由紀夫も平野官房長官も米政府と前向きな話がこの10分間で行われたかのように発言していたが、それは全くの嘘か、もしくは民主党のお決まりの「妄想」だったようだ。
オバマ大統領は、(過去の経緯を踏まえると失礼極まりないと思う発言なのだが)「大統領にもぜひ協力を願いたい」と言った鳩山由紀夫に対して、その協力要請の受諾以前に「私を信じて欲しいと言っておいてなにもしていないじゃないか」、要は「あんたは信用ならん人だ」とピシャリとこの不毛な協力云々の話を遮ったのだ。
鳩山由紀夫もよくもこんな失礼なことを友好国の大統領に言えたものだ。オバマ大統領は今まで協力していたし、米政府も譲歩するところは譲歩すると言っていたときに散々嘘をついて約束を反故にしたのは鳩山由紀夫だ。日本政府関係者すら鳩山由紀夫の根拠なき約束には振り回されていたわけだが、そんなことは米政府の責任ではないわけで、この混沌とした状況を作った張本人が「ぜひ協力を願いたい」とは鳩山由紀夫の神経回路はどうなっているんだ?
(赤字部分)はミジンコ家のスパコンによる行間ヨミヨミ機能による表示:
鳩山首相 (ボクどのくらい大事かはわかってないけど)日米同盟は大変大事だ。その考え方の中で今努力している。(なんも考えてないけどね、テヘ♪)5月末までに決着する。(5月って言ったのはテキトーだけどね♪)大統領にもご協力願いたい。(ボク、自分じゃなんにもできないからね♪)
オバマ大統領 (昨年11月の日米首脳会談で)あなたは「私を信じてほしい(Trust me)」と言った。(裏切ったくせに!)しかし、何も進んでいないではないか。(おまえと話しても時間の無駄だ)きちんと最後まで実現できるのか(Can you follow through?)。(この63歳児が・・・・。このガキは状況が解っているのか?)
鳩山首相 (ボクはよくわかんないので)岡田外相とルース駐日米大使との間で交渉している。(やったー!丸投げだー!)沖縄の負担軽減が、日米同盟の持続的発展にも必要だ。(って官僚が言ってた。脱官僚宣言してるけど♪)
鳩山由紀夫は、オバマ大統領に協力要請をしたときに「おまえで本当に大丈夫なのか?」と言われたわけだ。
鳩山由紀夫、そして日本政府は、米国大統領並びに米政府に全く信用されていないってことだ。何十年もかけて築き上げた日米関係を数ヶ月でここまで最悪な状況にさせるとは鳩山由紀夫のような自覚症状の無い馬鹿の破壊力たるや凄まじい。
強力な敵よりも馬鹿な味方の方がやっかいなのだ。ましてや鳩山由紀夫は一応は日本のトップなのだから深刻な状況だ。
鳩山由紀夫に残された唯一の名誉挽回の一手は辞任ではなく「解散総選挙」だ。
それで全てが水に流されるわけではないが、今までおこずかいと遺産で無意識に豊かに暮らせていた世間知らずの馬鹿が初めて世の中の声を聴いて動き評価されるチャンスだ。今のまま、鳩山由紀夫がずっとすっとぼけた鳩山由紀夫のままだとしたら、阪神大震災で国民を見殺しにした村山元総理と並んで歴代総理で最も愚かな男として記されることだろう。
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