口蹄(こうてい)疫からの緊急隔離で西都市に移された「宮崎牛」の
エース級の種牛が、遺伝子検査と血液検査の2つの検査の結果、口蹄疫への感染がないことが、ほぼ確定した。
県家畜改良事業団から西都市の山中に移された宮崎牛のエース級の種牛は、5月22日、6頭のうち1頭に口蹄疫への感染疑いがあることがわかり、処分された。
県は、残る種牛5頭への感染について調査を進めていたが、6日夜、血液の抗体検査でも陰性であったことを明らかにした。
この5頭については、遺伝子検査でも陰性で、口蹄疫に感染していないことがほぼ確定と、5日に発表されている。
一方、国は10日に再度、種牛を検査し、安全性について万全を期したいとしている。
ソース元:
FNN(テレビ宮崎)
ほっと一安心。
日本にはこの感染していなかったエース級の種牛たちを殺したがっている大臣と副大臣たちがいましたなぁ。
政治家ってのはなんでも杓子定規に行動するんではなくて、政治家だからこその英断というものが必ずあるはずだ。大体、緊急事態のときにマニュアル通りにしか動けないようならば誰が政治家になったって同じってことだ。
今回の和牛の危機。結局、政府は後手後手どころか事態の把握すらもできていなかった。その割には感染が拡大後にはやたらと殺処分にこだわっていた点が今も気になる。なぜにわざわざ後手にまわるような対応をしておきながら、後になってからあそこまで「殺せー殺せー」となったのか今もって理解に苦しむ。
そして赤松農水相のニヤニヤっぷりは一生忘れないだろう。
笑うところじゃないだろう、赤松! (2010/05/30 (Sun) の記事)
残念だったな、赤松“元”農水相。エース級の種牛5頭は生き残ったぞ。
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