もう散々報道されているようだけれど、荒井聡国家戦略担当相の事務所費を巡る問題について。
あの漫画だのキャミソールだのを事務所費で購入していたという件。
事務所費マンガばっかり…領収書公開した荒井戦略相（msn 産経ニュース）
一部抜粋：
荒井氏の団体では、領収書やレシートに「コミック」との表記があるものや、タイトルなどからマンガと類推されるものが確認できただけで計６０冊。中には、『ＮＡＮＡ』などの少女マンガで知られる矢沢あいさんの『パラダイスキス』全５巻を“大人買い”しているケースもあった。
音楽ＣＤ店の領収書には「ゲーム ミュージック／ぱちんこ必殺仕」と印字されており、音楽ＣＤとみられる商品を２５００円で購入していた。ハンバーガーセット代なども備品・消耗品として処理していた。
個人的にはキャミソールの購入理由が気になる。いったいどこの事務所や会社で女性従業員の下着まで経費で買うのか？
漫画にしろ、パチンコの演出音楽にしろ、政治家の事務所でどのように活用したのか気にはなる。
レストランや美容室がお客様用に漫画を購入するのならば経費で落としても問題ないだろうが、今回はそういうケースではないわけで、それにも関わらず堂々とレシートを公開できる荒井事務所の感性は到底理解できない。
このニュース、怒るというよりかは聞いててへこんだ。こちらが悪いことをしたわけではないが、こんな政治家が日本の国家戦略担当相かと思ったら目の前が真っ暗になったからだ。
こんな男が国家戦略担当相なのだ。選んだ首相にも選ばれた大臣にも不安を覚える。
事務所費でキャミソールを買っても法律に触れてはいないそうなのだが、そんな法律ならば今すぐにでも改正するべきだ。
「経費でキャミソールは買っちゃいけない法」の成立を急がないと！・・・・言っててへこむ。日本がそこまでの国になってきたかと思うとへこむ。
ところで亀井静香はあっという間に閣僚から降りた。政治的な主張が理由とはいえ、それならば閣僚のオファーが来たときにすぐさま時期首相と電話ででもいいから話し合って辞退するという方法は可能だったはずだ。わざわざ自分を任命させておいて辞任するというパフォーマンスのために税金が無駄に使われた可能性がある。政治がブラックジョークみたいなことになっている。
本当に日本もいよいよマズいことになったと実感中である。
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