小泉進次郎議員は既に人気者ではあるのだろうがミジンコはまだ懐疑的に見ている。その理由はこのブログで散々書いてきた理由のまま。学歴に妙なバイアスがかかっているところなどは二世ならではだろう。それに子供に罪は無いとは百も承知だが、小泉純一郎のようないい加減な男はミジンコは大嫌いだ。あそこまでアメリカに迎合(しかも当時の大統領はあのブッシュ!)してイラク戦争支持にまわったことによる日本の負のイメージがいつかテロによる報復を迎えるのではないかとミジンコは気が気でない。現にアメリカだってイギリスだって年がら年中、テロ攻撃を受けている。阻止できているものが多いだけのことだ。アフガン、そしてイラク戦争時にもっと日本の国家元首が毅然と「それでも戦争はしてはならない」と言うべきだったのだ。フランスはそうした。ドイツでさえ、アメリカを批判したというのに、日本の小泉元首相は仲良くブッシュとキャッチボール。誤爆で家族を殺された者たちがブッシュの隣にいるニコニコした日本人を見続けたのだ。
さて、そんなミジンコが大嫌いな者を父に持つ小泉進次郎議員。別に彼をマスコミがモテはやすほど好きではないが、国会議員になってからの彼の言動を見るにヨコクメよりも小泉だったなと自分も馴染み深い横須賀市の選択(←まぁ、多数決だけど)はあながち間違ってはいなかったと感じるようになった。ヨコクメ、先日もなにか小沢批判などを展開するのかと思っていたのだが静かになったな。例の中国でのマッサージの件もまだ記憶に新しい。(
馬鹿もここまでいくと憐れみさえ感じる 2009/12/15 (Tue)の記事)
ミジンコが感心したのは以下に挙げる小泉進次郎議員の見解。言っていることは当たり前っちゃ当たり前のことなのだが、国会議員でそれを公に指摘したのは彼のみではないだろうか?こういう即応性は政治家には絶対に必要なセンスだ。
菅直人首相の所信表明演説の最大のテーマは「国民からの信頼回復」だった。
「国民の皆様が『よしやってみろ』と私を信頼してくださるかどうかで、リーダーシップを持つことができるかどうかが決まります。是非とも私を信頼して頂きたいと思います!」と述べた。
それを受けて小泉進次郎議員は、「また『トラストミー』かと思いましたね。本当に信頼されるリーダーだったら『信頼してくれ』って言いませんよ」と述べた。
全くその通りだ。この件に関しては小泉進次郎議員に同意だ。信頼を得たい人間がなにかを証明する前から自分を信頼してくれって主張するほど胡散臭いものはない。
「俺を信頼してくれ!」なんて恥ずかしい台詞はなかなか言えるもんじゃない。例えばこのブログだってそういうことだ。もし、(有り得ないことだけれど)万が一にもミジンコがソースも出さないで「俺を信用してくれ!」って言ったら皆さんドン引きだろう。そんなブログは皆さんに呆れられて見捨てられるだけのことだ。
信頼を得たいならば行動で示すしかない。小細工なしでひたすら自分を見てもらって判断してもらうしかないのだ。
小泉進次郎議員、親父も相当に信用ならないいい加減な男だったが、「信頼を得る」ということについてはよく解っているじゃないか。
[32回]
PR