以前に、新党・たちあがれ日本の党名のヘンテコさはさておき構成メンバーは嫌いじゃないということを述べた。
民主党のマニフェスト詐欺が横行してしまった日本では、マニフェストになんと書かれていようが守られると信じた者が馬鹿を見ることが証明された。政策ではなく政治家の質で選んだ方が危険を回避できる。
自民党が公約を守らないときにはまだ「嘘つき!」くらいは言えたものだが、民主党のマニフェスト詐欺についてはあまりの恥知らずさにポカ~ンと呆気に取られてしまうことが多い。人間ここまで堂々と約束を反故にできるものなのかと驚く。
この1年、マニフェストは守られないどころか、そのマニフェストを信じて投票した人々を裏切るものだと解ってしまった以上、マニフェストなんぞ読むだけ時間の無駄かもしれない。なにしろミジンコもこのブログのご覧の皆さんの多くも民主党のマニフェストを熟読していたが、当の民主党議員たちですら自党のマニフェストを読んでいなかったのだから。これには呆れ果てた。
そして話は戻って、たちあがれ日本について。つまり前述のようにマニフェストなんてなんのアテにもならないことを判断材料にするよりも党員の質で選んだほうがまだ報われる気がするのだ。
そういう意味で、たちあがれ日本はミジンコ好みの国益を考える政党だと感じた・・・・・感じていたのだ、杉村太蔵元衆院議員を擁立するまでは!(涙)
これで全てが終わった感がある。たちあがれ日本をミジンコが支持することは難しい。
そして更に悩ましい要素が・・・・・・
中山恭子氏入党・成彬氏を公認…たちあがれ日本(Yomiuri Online)
たちあがれ日本は21日、自民党参院議員の中山恭子・元拉致問題相の入党と、夫で前衆院議員の中山成彬・元国土交通相(67)の参院選比例選での公認を発表した。
恭子氏は、18日に自民党に離党届を提出した。成彬氏は、昨年の衆院選で自民党の公認を得られずに無所属で出馬し、落選した。
恭子氏は党を移る理由について、「中山成彬の政治活動の場をどうしても作りたい。自民党にいて応援するのはそぐわないので、入党をお願いした」と述べた。関係者によると、たちあがれ日本は夫妻での入党を求めていた。
これには参った。中山夫妻はミジンコが信用している数少ない政治家たちなのだ。
風化させてはいけない問題が拉致問題であり、それに真剣に取り組む政治家を国会に送るのは至極当然のこと。日本人がテロ国家に誘拐されて、それを救出できないままでいるのだ。これは国が国民を裏切っていると同じだ。日本には中山恭子・元拉致問題相の知恵と力がどうしても必要なはずだ。
日教組についての中山成彬氏の見解に同意なミジンコとしては、日本からこれ以上馬鹿な学生を増産しないためにも中山成彬氏が国会議員でいて欲しいと切に願っている。彼の日教組についての発言がまるで問題発言のようにマスコミは捉えるが、それこそが異常なことだとミジンコは考える。
本当に困ったものだ。人はそうは変わらない。杉村太蔵なる男さえ擁立しないでいてくれたのならば、今回はたちあがれ日本に一票を投じたものを。またしても票を入れたくなるほどの政党が見当たらない。
なんで杉村太蔵なんだ、たちあがれ日本!
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