なんだか菅直人のブレブレの消費税発言ならびにわざわざ新聞の1面を使っての弁解などが目立ったせいか、ロイターやウォールストリートジャーナルまでもが民主党の大敗の理由は争点を消費税としたことにあるといった論調になっている。
一番おかしかったのは菅直人本人。なんでか敗北確定後の午前1時過ぎの記者会見にて消費税についての党の方針の説明不足を敗因に挙げていた。
ばっかじゃねぇの?
民主党がここまで負けたのは、一にも二にも前回の衆院選以降、ずっと嘘をつき続けているからだよ。もっといえば国民を裏切ったからだ。
元々、民主党を信じていなかった人々(このブログの訪問者のほとんどがそう)にとっては「やっぱり」なことでも、本気で「子ども手当ての財源が確保される」とか「高速道路が無料化される」と信じていた人々にとっては裏切られたという気持ちが強かったからこそ、今回は民主党以外に投票したのだろう。
これは当然だ。さすがにこのお人よし国家日本の国民でも「騙される奴が悪い」なんて世の中は受け入れ難いのだから。民主党は騙しっぱなしでなんとかなると思い込んでいた節すらある。なんという愚かな政党なのだろう。
まぁ、そんな愚か者集団なので選挙翌日の本日、どこのメディアに出るお馴染みの民主党の顔ぶれの誰もが目が泳いでいる。まだ一応は与党なんだから、もう少し毅然と振舞えないものだろうか?小物集団は見ていて見苦しい。
何度でも言おう。民主党が敗北したのは国民が消費税を嫌ったわけではない。断言できる。日本人は、消費税の増税が必要とあらば受け入れる誇り高き国民性を備えている。必要とあらばだ。
そもそも消費税を嫌った国民が多いといった分析自体がナンセンスなのだ。民主党が後からパクった消費税10%案を先に掲げていた自民党は議席を大幅に増やしている。もし、そうはミジンコは考えていないが、百歩譲って消費税が今回の最大のテーマだったとしても、民主党が掲げる10%案はうさん臭くて、自民党の掲げた10%の方が同じ10%でも信用した有権者が多かったってだけの話だ。
民主党が詐欺フェストと広く言われてしまうような嘘の連続、なんともいい加減極まりない仕分け作業、国民よりも外国人を優遇する政策、信じられない馬鹿な前首相、既に無能さを露呈している現首相、小沢一郎とその腰ギンチャクたち、挙げればキリがないほどの失望の数々を国民に叩きつけておいて、昨日の参院選で勝てるとでも思っていたのか、民主党よ。
3年後に民主党の議席がどれだけ減るのか今から期待している。正直いって今回の選挙には失望している。報道などでは民主党が大敗、惨敗と表現されているがミジンコが期待していたほどの民主党の敗北ではない。実際、そこそこの数の当選者が出てしまっている。ミジンコは民主党の議席0を望んでいるわけだが、保護にたかる国民が確実に存在する日本での現実路線としては20議席ほどの当選に留まるのが理想的だった。今はみんなの党とも組んだとしてちょうど半数とか。もう1党参加、つまり既存の国民新党を含めてもう1党の参加で過半数。そんな連立が機能するわけがないが、無理矢理にでも連立を組む厚顔無恥な政治家の多いこと多いこと・・・・。
菅直人はこれから更に馬脚を現していくことだろうし、小沢一郎は更に失敗を繰り返すことだろう。2人区なんて民主党敗北フラグが立ちまくっていたが敢えて触れたくない要素だった。このまま行ってくれれば民主党で大物と呼ばれる議員たちが落選するという期待が強かったからだ。実際、神奈川では、あの千葉法相が現役大臣ながらも落選。神奈川県民の気概を見た気がする。
しかあぁぁぁし、千葉法相は続投と決まった。法的には民間からの起用もアリなのではあるが、ここまで民意を反映しない民主党とは怒りで血が沸騰しそうだ。
これは民主党からの「民意なんて知ったことか!」というメッセージなのだと受け止めている。民主党の腐れメッセージ、しかと受け取った!次の選挙も次の次の選挙も次の次の次の選挙も死んでも民主党には投票しないでやろうじゃないか。
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