元日本代表中田英寿氏らのマネジメントで知られるサニーサイドアップ社が、南アW杯で勝敗予想を8試合すべて的中させたドイツのタコ「パウル君」のマネジメント契約締結に乗り出したことが12日、分かった。スペインの実業家やタコの名産地などが買い取りに手を挙げるなど、予想ダコは人気沸騰。同社がマネジメント契約を獲得すれば中田氏との異色コラボが実現する可能性もある。
(中略)
スペインではタコ祭りが有名なガリシア州オ・カルバジーニョ村では3万ユーロ(約340万円)で買い取る意思を表明。サニー社が“獲得”するにはそれ以上のオファーが必要になりそうだ。水族館ではパウル君にトロフィーを贈呈し、関係者は「占いからは引退させる」と衝撃宣言をしたが、人気が収まる気配はない。サニー社“落札”なら、中田氏との予想対決が見られるかもしれない。
ソース元:
報知新聞
ホワイトバンドをバカバカ売りまくり、(アフリカを)「ほっとけない」としていたサニーサイドアップ社がアフリカをほっておいてパウル君に執心している模様。
日本にはホワイトバンドを着用してアフリカの悲劇をほっておかないという意思表明をした者が少なくとも400万人はいるはずなのだが、今は国内に在住しているのだろうか?日本のどこに行ってもホワイトバンドを着けている人間なんて見たことがない。あのバンドは「意思表示」なわけで、バンドもしくは白いものを着用しないということはもうアフリカは「ほっておいている」と解釈されても仕方がないだろうに。
まぁ、サニーサイドアップ社がマネージメントしている中田英寿をはじめホワイトバンドを着用していない当時の広告塔ばかりだ。
アフリカにはサッカーボールよりも必要とされているものがある。
もしサニーサイドアップ社がパウル君を獲得したら、余命僅かなタコを酷使した妙な広告が作られたり、寒いキャンペーンが展開されることだろう。このままパウル君引退がパウル君を最も理解している水族館の意向であるのに、なんというサニーサイドアップの空気の読めなさ。
たまに思うときがある。サニーサイドアップ社と契約しなかった中田英寿だったとしたら違うキャリアを積んでいたのではないだろうかと。彼は、ニワカサッカーファンではなく、今より多くのサッカーファンから敬意を払われる選手として愛されたかもしれない。まだ現役を続行中のカズや川口はサッカーファンから絶大な支持を得ている。彼らが現役だからという理由だけではないだろう。彼等はサッカー界が感謝し切れないほどの魂を日本のサッカー界に授けてくれているのだから。
どうかパウル君に更に妙な予想なんぞさせないで欲しい。あとで困るのは日本人だ。サニーサイドアップ社には、この不安は到底理解できないだろうが。
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