作品を観終わったあとにこのレビューを書くために監督や出演者をチェックした。観終わった後にそんなことをしたのは作品があんまりにもヒドいデキだったから。
B級、いやC級映画だとは解った上でも若干ショックなほどのデキ。「一寸の虫にも五分の魂」と言うように「駄作にも五分くらいは魂がある」というのがミジンコの持論。どんなショーモナイ作品でもどこか見所はあるはずなのだが・・・・・。
そんでもってこの「ジョーズ・イン・ツナミ」、原題は「Malibu Shark Attack」という米国の高級ビーチをサメが襲ってきたぞヤーヤーヤー!ということで金持ちが特盛り状態で喰い尽されるのかと思いきやかなりコジンマリした内容。誉めるべきところを見つけられないまま観終わってしまったので、監督や無名の役者たちのバックグラウンドを知ろうと思った。
し、調べなきゃ良かった・・・・・。
早送りもせずに1時間半観たのに気がつかなかったペータ・ウィルソンが主演だったなんて・・・・・。
真ん中の女性がペータ・ウィルソン。米ドラマ版「ニキータ」や「リーグ・オブ・レジェンド」のバンパイア役の頃はヒラメ系ながらも美女だったのに・・・・・・。
2年くらい前、テキサス滞在中に米ドラマ「バーン・ノーティス」の初回を何気なく観たときにガブリエル・アンウォーの変わりっぷりに絶句したときと同じくらいの衝撃。当時は「バーン・ノーティス」が日本で観られるようになるのか解らなかったので日本の友人たちにそのショックを何度となく話した。「セント・オブ・ウーマン」で映画史に残るダンスシーンを演じたアンウォーはどこに行っちゃったんだろう・・・・・。
そして「ペータ・ウィルソン、おまえもか」とブルータスに裏切られたシーザーの心境に。
そもそもこの作品、主人公らしい主人公はいないようなもの。全員が主役ならぬ全員が脇役のような作品。どのキャラクターも魅力がまったく無い。
そんな中、ミジンコが気になったのは、ツナミに便乗してマリブビーチにやってきたサメさんたちをチェインソーでおろしまくった上の画像の向かって左側の男の右腕のタトゥー(
赤くマルしてあるところ)。
どうもカタカナらしい。
←の画像は「絶滅したはずのサメが襲ってきているということで、希少な魚なので殺してはダメ」と主張する博士が、そんなことを言ったそばからサメに喰われたため旦那さんがパニック状態になり、チョークスリーパーで落ちつかせようとする刺青男。シーシェパードのポール・ワトソンもクジラに喰われてしまえばいいのに。
画像を拡大してみよう。「ネョラョテ」と彫ってある。なるほど「ネョラョテ」か・・・・・。いや、わかんないよ!「ネョラョテ」って言われて通じる日本人はいないだろ!なんなんだよ「ネョラョテ」って!発音できないよ!
ちなみにこの作品を観ながら後日紹介する店のウェブサイトを構築したり、別の店のロゴやらデザインしたりしていた。業務とは別のいつものボランティア的な活動。それでもそこいらのデザイン会社や営業しないと仕事がないようなフリーのデザイナーたちが作るものよりも遥かに遥かに遥かーーーーーに(業界が戦々恐々とするので以下自粛)。
まさか、こんな映画を観ながら、オサレなウェブサイトとかショップのロゴとかが完成しているとは思うまい、グエッヘッヘッヘ♪
[10回]
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