ヒガコ・サマーフェスティバルは大盛況だったようで、とにかく東小金井駅周辺は、人、人、人の大混雑。
都内では盆踊りをする場所も限られているし、東小金井で開催されるこのフェスティバルほど大規模なお祭りはそうはないと思う。こういう昔ながらの盆踊りを子供たちにも伝えるという意味でもとても有意義な催しなのは間違いない。
つい最近までは、ヒガコ・サマーフェスティバルなんて呼び方では無かったけれど、ミジンコが子供の頃から、いやもっとずっと前から同じ場所で盆踊りは開催されていて、地元の人たちにとっては楽しみなお祭りだったことは今も昔も変わらず。なんで屋台のイカ焼きはあんなにおいしいのだろう。外で飲むラムネは本当に旨い。
祭りなのだから楽しんでいいに決まっているのだけれど、去年も今年も祭り終了後のゴミの散乱具合が見るに堪えない。
左の写真はミジンコが夜中の1時半のジョギング中に携帯で撮ったもの。本当はもっと暗い場所だったのだけれど画像を加工して見やすくしてある。
祭りが終了後も数時間に渡って、お世辞にもガラが良いとは言えない若者たちが駅周辺で延々と地べたに座って奇声を上げたり酒を飲んだりタバコをふかしたり。祭りの主催者側の掃除部隊もさすがに夜中には撤収しており、ポイ捨てされるゴミは増える一方。左の写真のは祭りの開催地から1本隣りの道での光景。夜中にたむろっていた者たちが外でカップ麺などを食べてそのまま容器などを置いて去っていったのだ。最初はミジンコも走りながら拾っては購入店であろうコンビニのゴミ箱に捨てていたがまるでイタチゴッコでどうにもならなかった。数百人からなるポイ捨て軍団は数時間に渡ってゴミをポイ捨てし続けていたのだから。
ミジンコがゴミが散乱する町を極端に嫌うのはごく単純な理由で、世界のどこに行ってもゴミが多く落ちている地域では自分もボディーガードたちも“心の準備”をともなわないとならないから。「ゴミの多さ=治安の悪さ」だと言える。
盆踊りで出たゴミくらいで大袈裟に思うか否かは各人の判断次第。ミジンコが治安の悪過ぎてできれば行きたくない地域はどこもゴミをゴミ箱に捨てる人たちが少ない。そういうモラルさえ無い場所もある。
これは東小金井だけの問題ではなく日本全国で同じ問題が内包していると見ている。ここらが日本人の踏ん張りどころではないだろうか?
ゴミをちゃんと捨てられる、持ち帰る意識、そんな当たり前のことが当たり前のこととして実行できる国民性が維持できるかどうかの瀬戸際な気がしてならない。
[18回]
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