【北京共同】中国を訪問中の民主党の鳩山由紀夫前首相は17日、温家宝首相と北京市内で会談、地球温暖化対策など環境分野で連携を進めていくことで一致した。温氏は菅直人首相の早期訪中を招請した。
鳩山氏は河北省唐山市の工業都市視察を踏まえ「環境への配慮が行き届いている。こういうところで協力するのは大変意義がある」と指摘。進出する日本企業の支援策を日本政府と民主党で検討していく考えを伝えた。温氏は「日中協力の要として、ぜひお願いしたい」と応じた。
鳩山氏は温室効果ガス削減に向けた技術供与を中国向けに行い、協力拡大を目指す意向も伝達。多数の被災者が出た中国の大規模土石流災害に哀悼の意を表明した。両氏は鳩山氏が首相在任中に提唱した「東アジア共同体」構想を推進していく方向も確認した。
鳩山氏は民主党議員でつくる「日中環境協力推進議員懇談会」会長として訪中した。温首相との会談は、鳩山氏が首相を辞任する直前の5月31日以来で、この日は唐家セン元国務委員とも会談。温氏との会談には中山義活前首相補佐官らが同席した。
ソース元:
共同通信
鳩山由紀夫には、日本の虎の子の技術である温室効果ガス削減に関する技術を中国に供与する権限なんぞ無い。
鳩山由紀夫・・・・この馬鹿は、日本の技術者たちの努力の結晶をほいほいとその場の思いつきで「あげる」と他国に約束すること自体が日本の技術者たち、そして莫大な投資を行い数十年の苦労を経てやっと製品化に至る日本企業への侮辱だとは思いが至らないのだろう。
これでは国内で技術開発なんてことが過去の話になりそうだ。
今、アメリカでの超高速鉄道の売り込み合戦は3強状態のようだ。フランス、ドイツ、中国の3ヶ国だ。日本はその次らしい。ここで「おや?」と日本人ならば誰もが思うことだろう。超高速鉄道の技術力でいえば、フランス、ドイツは納得できる。両国とも長年のノウハウがあるのだから。しかし中国はどうだろう?日本から新幹線そのもの並びに運用・メンテナンス技術を買っている状態だ。それでアメリカに強力なマーケティング活動を敢行して、結果として日本よりも採用される見込みが高いとのこと。
なんじゃそりゃ?中国は自国の技術は乏しくとも、日本の技術を買ってアメリカの高速鉄道市場で日本よりも大きなシェアを獲得する勢いなのだ。
鳩山由紀夫のこの約束で温暖化対策の技術も同じような道を辿るのではないだろうか?技術は日本が開発して、別にそれをライセンシングするわけでもなく中国に供与する?なんだよ、そりゃ、それは「協力」とは呼ばないだろうに。単純に中国による「こっちはなにもしないけれど技術いただきます♪」ってなもんだ。
鳩山由紀夫はそもそも日本企業や大学機関が保有する温室効果ガス削減に関するテクノロジーを大まかにすら把握していないと見た。なにを中国に渡すのかは解っていないが“とりあえず”「いいよ~、あげるよ~」と宣言しているようなものだ。首相を辞めた後もここまで日本にダメージを与えるとは恐るべき存在だ。笑えない。
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