毎度毎度の発言で物議を醸すことを喜んでいるかのような大臣だ。そう中井洽(ひろし)拉致問題担当相のこと。
先日は、金元死刑囚の来日ならびに例のヘリコプターによる観光などについて、韓国政府の要望だったと国会で答弁し、韓国側から「事実無根」と猛烈に非難されたばかり。
この懲りない男が延々と要職に就けている政府の姿勢に疑問だ。
そして今回はまたしても拉致問題に関することでの大問題発言。
拉致事件言い違え問題で中井担当相が陳謝…「ぼーっとしたことで申し訳ない」 (msn 産経ニュース)
中井洽(ひろし)拉致問題担当相が夏休みの催しで内閣府を訪れた子供たちに拉致被害者の横田めぐみさん=拉致当時(13)=について誤った説明をした問題で、中井担当相は20日、閣議後の記者会見で「たいへん申し訳分けない」と謝罪した。
中井担当相は19日、「子ども霞が関デー」で内閣府を訪れた小中学生の「拉致問題で私たちに何ができますか」との質問に対して、めぐみさん拉致事件を説明。めぐみさんは中学1年のとき、下校途中に拉致されたにもかかわらず、「高校生の時、仕事帰りに拉致されたが…」と述べた。
20日の会見で中井担当相は「たいへん失礼しました。新聞社を含めてご注意いただいた。たいへんぼーっとしたことで申し訳ありませんでした」と陳謝した。
横田めぐみさんが13歳(中学生のとき)に拉致されたことはあまりにも有名な事実だ。それがどこをどう記憶すれば「高校生のときに仕事帰りに拉致された」となったのか。この大臣、心底、拉致問題には無関心なんだなと解ってしまったことに被害者の御家族や支援者たちも絶望したことだろう。
テロリストはあんなに必死に擁護して韓国政府の要望だったと嘘をついてまでヘリコプターで遊覧させた大臣が、肝心要の横田めぐみさん拉致事件の基礎中の基礎すら把握していなかったということだ。「たいへんぼーっとしたことで申し訳ありません」ではなく、さっさと辞任してもっと適任の担当者に仕事を任せるべきだ。こんな担当大臣を解任しない管直人もどうかしているのだ。“一応は”今も首相なのだから、北朝鮮にではなく日本に有利な拉致問題担当相を任命するべきだ。
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