ロイター通信は米中枢同時テロから9年を迎えた11日、米南部テネシー州スプリングフィールドでキリスト教会のボブ・オールド牧師らがイスラム教の聖典コーランに油をかけて焼却したと報じた。
AP通信によると、11日にはこのほか、コーランを冒涜する行為が首都ワシントンのホワイトハウスそばなどで計3件あった。フロリダ州の牧師もコーランを燃やすと宣言していたが撤回した。
オールド牧師はこの数日前、米テレビ局に対し、焼却の理由について「イスラム教徒が偽りの神を崇拝していると信じるからだ」と語っていた。
ソース元:
msn 産経ニュース
フロリダ州でコーランを燃やすと宣言した牧師がいると初めて聞いたときは耳を疑った。ちょうど多くのアメリカ人と行動を共にしているので、この話題は本当にチームを萎えさせた。
世界1位の経済大国であり、世界最強の軍事力を保有し、あらゆる分野の優秀な人材を次々と移民として獲得している魅力的な国であるはずのアメリカ合衆国には、コーランを燃やすようなクレイジーな奴等がいるという事実。しかも牧師、それも複数名いるのだ。救いがない。
あまりに萎えるニュースであったのでブログで取り扱おうかどうかすらも迷ったのだけれど、9・11という大事な日がこんな騒動でかき乱されて滅茶苦茶にされた怒りをどこにぶつければ良いのだろう?
現実問題としてミジンコのように無宗教でアメリカ社会を生きていくことはなかなかやっかいなこともある。自由の国アメリカではあるのだが、無宗教であることを前面に出すと面倒なことが起きるときがある。まるでカワイソウな生き物を扱うかのように接してくる人がいるほどなのだ。「過去になにか不幸なことでも?」と詮索されたことも何度もある。
神にすがる暇があるのならば、自分でスキルを向上して、自分で稼いで、自分で完結させる。ずっとそうしてきただけのこと。
帰国したら(十中八九、菅直人が勝つと思っているけれど)小沢一郎が首相になっているなんて最悪なことが起きているかもしれない。今もって円高対策をなにも打ち出していない日本政府って本当の馬鹿集団なんじゃないだろうか?嗚呼、日本に帰りたくねぇ・・・・・。
米国に戻っても、このコーラン燃やし騒動、BPの原油流出などなど悲惨なニュースのオンパレード。
カサブランカ辺りに別荘でも買ってネットをしないで読書をする日々のほうがよほど精神面では有意義かもしれない。あそこ空気もうめぇんだ。
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