長妻昭厚生労働相は14日の記者会見で、熱中症による死亡者が相次いだことを受け、生活保護受給者に、冷房費など夏場にかかる光熱費の相当額を「夏季加算」として、上乗せ支給する考えを示した。
長妻氏は「熱中症で亡くなる方が相次ぎ、猛暑が人命にも大きな影響を及ぼすことを踏まえ、期限を決めて(受給者の)実態を把握する」と述べた。
生活保護受給者には現在、11月から3月にかけて暖房費の光熱費などに充てる冬季加算を上乗せして支給。地域により金額は異なり、青森市では
単身世帯で月約2万2千円となっている。
厚労省は、今後、有識者研究会で具体的な議論を進める方針。
ソース元:
Sponichi Annex
これはおかしいだろうに。生活保護受給者が熱中症で死ぬ前に納税者が外で働き過ぎて死んでしまいそうだ。
そもそも室内で熱中症で亡くなっている人々はほとんど老齢であり、光熱費が払える・払えないという問題よりも、室温の変化ならびに自分の体温上昇への反応が遅いことが大きな原因なはずだ。冷房機器が使えなくて命を落としたというよりも冷房のスイッチを押す判断をする前に熱中症にかかってしまっているケースなのだから、安易にお金を渡せば解決する問題ではない。
そもそも夏場であろうと冬場であろうと冷暖房費に月22,000円も使う単身者ってエアコンを使い過ぎだ。北は北海道から南は沖縄まで単身者が光熱費に22,000円もないと生きていけないとは到底考えられない。大体、働いていない単身者たちが月22,000円もの光熱費を必死で日々働く納税者たちから受け取るという社会が健全とも思えない。フェアではないということ。これじゃ頑張っている人々が馬鹿を見る社会そのものだ。
長妻昭厚生労働相は次の政権でも厚労相となるのであろうか?続投は本当に勘弁してもらいたい。老人介護施設を視察した際にお粥を食べる老人に「お粥がお好きなんですか?」と訊いたその感性が今回の案にも表れている。要は「呆れるほどわかっていない」のだ。
皆さん、エアコン代を節約するために色々と工夫をしていないだろうか?ミジンコだってエアコン代を軽減するためにいくつかの工夫くらいはしている。そもそもミジンコの場合は1日のほとんどを外で過ごす、要は起きている時間のほとんどは仕事かウォーキング(訓練)なので自宅でエアコンにあたるなんて至福のときは滅多にない。そんな生活の納税者は多いはずだ。いや訓練はしないか・・・・・。
ともかく、外で働いてエアコンにあたっていない納税者たちがたくさんいる中で、この厚労省の案はあんまりだと思いませんかね?こういう勤労の義務を果たしている納税者たちが真面目に働くことがバカバカしくなるようなことは止めるべきだ。わざわざ頑張っている人たちの神経を逆撫でするようなことを国民の健康を守るべき省がやることがどうかしているんだ。
生活保護受給者には現物支給にすべきだという意見を何度となく聞いたことがある。もうその方が良いと思えてきた。働けるのに生活保護から抜け出そうとするモチベーションを役所の方が削いでしまっているのだから始末におえない。お金をただ配るだけのシステムでは、今回のように更に生活保護費がかさむようなアイデアが次々と生まれたは施行されてしまう。これでは、生活保護というシステムに納税者の方が殺されてしまう。
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