小沢一郎の惨敗は検察もやっと動けることとなり歓迎すべきことなのだが、別に菅直人陣営を応援していたわけでもない。小沢一郎も菅直人も日本のことを思えば招かれざる首相候補だった。
そして菅直人が大勝して首相続投となったわけだが、菅陣営の議員たちのコメントには心底アッタマきた!
そもそも1年前に鳩山由紀夫なんていう核爆弾級のヴァカ神輿を祭り上げて、昨年8月には回復基調だった日本経済をドン底に叩き落とした政治家たちが、どのツラ下げてこの日本が危機的な状況のときに代表選、つまり日本の首相を決定する身内選挙なんぞをおっぱじめて笑顔でいられるんだ?
日本はなにも良くなっていないじゃないか!
菅陣営の議員たちは勘違いも甚だしい!小沢陣営に勝ったからといって日本の景気対策が成功したわけではない。円高が止まったわけでもない。むしろ菅続投の報が流れてから一気に円高が進んだ。つまり市場が菅直人の能力を疑問視していることになんら変わりがないということ。
菅直人が勝ったからといって我々国民に希望が芽生えたわけでもなんでもない。そこを勘違いするなよ、菅直人に投票した議員たちよ。日本の現状はなにも変わっていないどころか、この代表選とやらの政治の空白期間とも言える時期に円高は更に進んでいるじゃないか!馬鹿ばっかりか、民主党議員たちは!
与党である民主党議員たちは解散総選挙という言葉を口にしない。菅陣営も小沢陣営もこれは一致していた。結局は「見守る」だけしかしないのに「国民の生活が第一」とのたまう民主党政権が続くことには変わりない。
民主党は全く国民の意思を尊重していないじゃないか!
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