ワシントンポスト紙主催のルーピー賞が決定した。
本年度、最も愚かで馬鹿げた行動を取った者として、栄えある第一回ルーピー賞の授賞者が決定した。
日本の前首相・鳩山由紀夫にちなんだこの栄誉あるルーピー賞(←もちろんイヤミ)に輝いたのはエジプトの国営紙・Al-Ahram紙(1876年より発行)である。(以下略)
ソース元:
The Washington Post
原文:
Mubarak leads the way . . . sort of
And now, the first annual Loopy Award, given to the most boneheaded action by an organization in fiscal 2010.
The honor, named for the loopy former Japanese prime minister Yukio Hatoyama, goes this year to Egypt's largest newspaper, the state-run Al-Ahram, publishing since 1876.
ノーベル賞や芥川賞のような本当に栄誉ある賞に名前がつくことは名誉なことなのだろうが、このルーピー賞では鳩山由紀夫だけではなく、その鳩山由紀夫のような人物を選んだ日本の有権者たちにとっても恥ずかしいことだ。
正直、延々と民主党に異を唱えていたミジンコですら、この賞の存在は恥ずかしい。なんといってもワシントンポスト、そう米3大紙のひとつがこういう賞を企画した以上、これはずっと続く賞となって10年後くらいには相当な権威を持つかもしれないのだから。
そう考えると賞の意図するところには同意できる。こういう賞が力を持てば、今回のムバラク大統領の写真加工をした上に現政権のプロパガンダ用機関と化したAl-Ahram紙のような道を誤った報道機関への抑止力となるのではないだろうか?
中立性を確保できていない新聞はまさにルーピー賞に値するということなのだろう。
勿論、ワシントンポストが暴走した場合は自紙にルーピー賞を授与するべきだ。
ん?日本のマスコミなんて今回の授賞者なんてもんじゃないほど酷いわけなのだが、とりあえず、賞の名前の由来となった人物を輩出した国とその報道機関の授賞ではまるでダブルパンチ。日本にとってはあんまりだと判断されたのだろうか?
もしくは日本に関することはとっくに殿堂入りされてしまったか・・・・・。
鳩山由紀夫が政治家としてなんらかの実績を残したのかさっぱり確認できないのだが、少なくともこのルーピー賞によってある意味歴史に名を残すかもしれない。なにしろ毎年開催される授賞式のたびに、その名前が取り上げられるのだから。
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