ノルウェーのストーレ外相は8日、中国の劉暁波氏へのノーベル平和賞受賞決定が両国関係に与える影響について、「(中国が)ノルウェーに対抗措置を取る理由はどこにもない。もし取られれば中国の評判に悪影響をもたらすだろう」と語り、中国を牽制(けんせい)した。ロイター通信が伝えた。
同外相は、ノルウェーのノーベル賞委員会は、政府から独立した組織だと強調。「中国からは長年にわたって、反体制派への(平和賞の)授賞は(われわれの)反発を招くと警告を受けてきた」と明言した。
ストルテンベルグ首相は、劉氏の受賞を祝福する声明を発表。首相は両国関係は広範囲かつ長期にわたるものだとした上で「人権問題に関する話し合いもその一部だ」と述べ、今後も人権問題を取り上げていく考えを示した。
中国外務省の馬朝旭報道局長は劉氏の受賞が「両国関係に損害をもたらす」などとする談話を発表した。(共同)
ソース元:
msn 産経ニュース
ノルウェーの外務大臣を日本に輸入してもらえないだろうか?
日本の総理大臣を含めた閣僚全員と交換でもいいよ。
そしてノルウェーは首相も毅然としている。発言が総じて意味不明だった鳩山由紀夫の次になんでも棒読み菅直人を見ているので、ノルウェーの政権を担う政治家たちの信念の強さに感動すら覚える。本来はこれが政治家として当たり前なのだろうが、今の日本の閣僚の唯の一人もこういう人物がいないので羨ましい。なにしろ日本では閣僚が中国の利益を優先して日本の利益をないがしろにしている信じ難い状況が現在進行中。
自国の世界有数の機関が(人口だけは)大国から脅迫されているときに、ノルウェーの閣僚たちは怯まない。
これこそが国を守る政治家だ。自国になんら非が無いときになんで中国に億することがあろうかってことだ。
対して日本の場合は、法律に則って犯罪者を逮捕した海上保安庁に勇気を与える発言なんぞ1度も口にせず、あろうことか政府の弱腰は棚に上げて「外交問題」というプレッシャーを検察にかけ続け、中国の顔色ばかり伺っている政府だ。本当に情けない。
それにしても自国から初のノーベル賞受賞者を輩出したというのに喜ばない国があるとは酷い話だ。よく中国4,000年の歴史とは言うが、実際には今の中国共産党支配の中国となってからはまだ数十年。こんな独裁政権国家が永く続くとは到底思えない。情報を統制しないと成り立たない政府なんぞ脆いものだ。嘘はいつかはバレる。選挙前に散々嘘をついて政権を奪取した政府のある国に住んでいるのでよく解る。
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