菅直人首相は14日夜、 同日のロンドン外国為替市場で円相場が一時1ドル=80円台を付け、約15年半ぶりの円高水準に上昇したことについて、「為替が急激に変動することは好ましくないとの基本的姿勢は変わっていない。大きな変化の中では色々な判断が必要であり、
どうしてもの時は断固たる対応を取るつもりだ」と牽(けん)制(せい)した。首相官邸で記者団に答えた。
ソース元:
msn 産経ニュース
80円代がどうしてもの時じゃなかったら、いつがどうしてもの時なんだ?
アホか、この首相は・・・・・。
15年半ぶりの円高水準になっても、どうしてもの時ではないというその判断基準が危険過ぎる。政府には、日本の製造業者たちの悲鳴が聞こえていないのだろうか?
そりゃ企業というものは最悪のケースを想定してもまだ踏ん張れるくらいのビジネスモデル、コストを考えて経営をしている。
そうは言ってもさすがに80円代突入でも政府が無策とは絶望するのではないだろうか?日本企業の海外移転が止まらないのは納得だ。政府がこれでは海外に行くしかない。
悲劇的なのは日本に留まろうと頑張ってきた企業でさえ海外に移転していること。本来は日本で雇用を創出して日本に工場を建てて日本の下請けから部品を買うつもりでいた企業でさえも、今の政府の無能っぷりと円高を受けて海外に行くという選択を強いられている。これが今の日本なのだ。
この菅直人の発言を受けて、それでも日本に踏み止まって欲しいと日本の製造業には言い辛い。なにかしらの希望が見えれば良いのだが、鳩山由紀夫、菅直人と続いた国のトップを見て、それでも楽観的になれる企業があるわけがない。
こう言っちゃなんだが、今の政府って日本の製造業や技術開発が嫌いなんだろうか?そう考えると政府の過去1年の言動に整合性を見い出せる。ある意味、人々を萎えさせるという一点においては一貫している。
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