神田駅ではホームのさくに登った男が先行列車の車掌に「登らないで!」と注意された。国分寺駅では運転に支障が出るため“ご法度”のフラッシュが次々とたかれ、運転室から乗務員が顔を出して「やめてください」とピシャリ。車内では冷房中だが窓を開けて頭を出し、迷惑そうな通勤客をよそに「鉄オタばかりだから堂々とできる」と撮影しまくるマニアの姿もあった。8時半すぎ、終点の豊田駅に到着すると「201系をご利用頂きまして、ありがとうございました」と車内アナウンスが流れ、約400人のファンがホームで見送った。
車両は17日に貸切の引退記念運転で松本(長野)まで走り、その後、長野総合車両センターで解体される。
ソース元:
msn 産経ニュース
先日の中央線は悪い意味で賑やかだった。いくつかの駅のホームの先端にはカメラを構える大勢の人、人、人。
最近は一度も201系には乗る機会が無かったけれど、人生で何千回乗り降りしたんだろう?祖母がまだ小金井にいたときには1日大体4回以上は中央線を利用していたので相当な数だったとは思う。
なるほど、昨日で引退だったのか、どうもお疲れ様でした。
以前にも
東小金井ドキドキ探険隊の記事でも少し触れたけれど、あの時の車両が201系だった。一般の乗客も乗っているのに鉄道オタクたちの迷惑行為はもう常軌を逸している。
ミジンコは鉄道のことは全然詳しくないけれど、自分が人生で一番利用させてもらった車両であろうあのオレンジの車両がもう引退かと思うと感慨深いものがある。そうは言っても、恐らくこのところの201系に乗ったとしても、以前のドキドキ探険隊で経験したことよりももっと酷いことになっていたと思われる。
今、足と腰が痛いのでスカウターで測ったところ戦闘力が低い。ナッパにも勝てるかどうかってところ。危なかった。201系にて鉄道キモヲタたちと乗り合わせてしまい、迷惑行為を注意でもしようものならば、返り討ちに遭っていたことだろう。
まぁ、こんな当たり前のことをミジンコが指摘するのもなんなのだけれど、鉄道が好きであればあるほど、鉄道会社の運営の邪魔をしないってことが最低限のルールじゃない?
乗務員に怒られるようなことをしている時点で恥ずかしいと思わないようならば、もうそれはファンではなく、鉄道に群がる害虫みたいなもの。一般客は交通手段ってものが大抵は数通りしかなくて、その最も便利な手段が鉄道である場合は、どんなに鉄道オタクに迷惑をかけられようが我慢して乗車するしかない。これ鉄道という交通手段だからこそ、迷惑行為が蔓延しても客足が減らないわけで、例えば、お店とかスポーツクラブなんかに当てはめてみたら、その店やクラブが好きな人間たちが他の客に不愉快な思いをさせて客足を遠ざけて、結局はその好きだった店やクラブを倒産に追い込むって状況。これどうも最近の日本では増えている状況のようで、鉄道もそのイヤな流れに乗ってしまっているのかと思わなくはないけれど、本当に日本はどうしちゃったんだろう?とせつない。
ミジンコの場合、そんなに多くはないけれど、長い付き合いの友人にファンがついている人たち、つまり著名人の方々がいるけれど、まぁ、悲しいかな、大抵、彼等、彼女等を悩ませるのはファンの迷惑行為。
そういう人たちってファンじゃないんじゃない?という根本的な疑問はあるものの、とにかくファンたちの暴走に悩まされることって多いらしい。らしいというか実際その恐ろしい迷惑行為の数々はミジンコも目撃しており、本当に事実は小説よりも奇なりってあるんだなぁと。
鉄道オタクの迷惑行為に関する事例ももう枚挙にいとまがないほどになった。喫煙者と同じようなもので、迷惑をかけている者がマナーを守っている者を巻き込んでファン全体のイメージを著しく悪化させている。そういう意味では真の鉄道ファンには気の毒なことだ。たぶん生涯で一度も迷惑なことをしたことがないであろう鉄道ファンはいるだろうに、そういう人たちまで同じ穴のムジナという見られ方をしていくことだろう。
まぁ、そんなことは運行中の車両にフラッシュを焚くバカヤロウには通じないことなのかもしれない。乗客の命を預かっている運転士に目つぶしを食らわして鉄道ファンなんて聞いて呆れる。
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