次回の訓練地の視察とヘリを飛ばす許可申請も兼ねてコロラド州に寄った。ミジンコにはあまり馴染みが無い州。
なんというかデンバーの自分の周囲360度全て平地でほとんどなにも無い光景にクラクラした。
自分はやはりナニもない場所よりもゴミゴミした都会でホッとするタイプなのだと実感する。
コロラドといえば・・・ネイティブアメリカン!・・・らしい。ごめん、本当は詳しくない。
ともかくネイティブアメリカンの手工芸品のお店に登山の帰りに寄った。
ミジンコ一行を見てネイティブアメリカンの血を引いているであろう容姿の店員さんが「こんな時期に登山は夜が寒くて危険だよ。」とアドバイスをくれた。
・・・・・実は徹夜で山を降りてきたんだけどさ・・・(・_・;)
これから出発だと思われる元気なミジンコチーム、ミジンコが払うのをいいことに各自勝手に“お土産用のウィスキー”をその場で開けて乾杯。
ウィスキーを飲むのなんて久しぶり。確か2008年中は1度も飲んでいない。
半ば禁酒生活を送る前は毎晩水割りを飲んでいたことを考えると、我ながら良くもこう摂生した生活をしているもんだと自分が自分ではないみたい。
欧州やアフリカで経験した気が狂いそうになった悔しい経験を積み重ねてしまって、目的のためなら我慢できる良い子に30過ぎてからなった気がする。
そういえば、まじめに勉強し始めたのも20歳過ぎてからのミジンコ。なんでも始めるのが遅いこと判明。
店員さんにいろいろとお土産品のオススメを教えてもらう。
オススメナンバーワンは「ドリームキャッチャー」、精霊の力で悪夢を捕まえて助けてくれるとかなんとか。
店で最も売れている商品らしい。大きさが様々で大きい方が値段が高い。
ミジンコが「大きい方が効力が強いの?」と訊くと「シャーマンがお祈りをしているのでどれも効力は同じ。」とのこと。
「じゃあ、大きいのが値段が高いのは・・・」とミジンコが続けると「手作りなんで大きいのを作るのは手間がかかるから。」と間髪入れずに答えられた。
なんだ結局そういうことか。
ラーメンも中盛りを頼むミジンコは、中サイズのドリームキャッチャーをいくつか購入。
三宿通り沿いのカフェや花屋に「鳥の羽がぶら下がったオブジェ」があったら、それはアメリカのシャーマンの祈祷にプラスしておとべっちの追加呪文により強固に守られた「ヴァカな客除け」なのである。
それにしても、そのシャーマンの祈祷代と手工芸品ということもあってか、妙に値段が高いドリームキャッチャー。
も、もしかしてボラれたのかもしれない・・・・・。
どのくらい高いかというと、中盛り、キャベチャー、レンソウ付きくらい。(注:筆者は帰国してから、まだ一度もラーメンを食べていないのでアタマの中はラーメンでいっぱいです。)
「バッファローのフン」というチョコボールが売っていたので2袋を購入。
「ここらへんにバッファローがいるの?」と店員に訊くと「いるよ~、裏で飼っているよ。」って言うもんだからミジンコ一味(既に犯罪者集団の様相・・・)が「見に行こうぜ!」って盛り上がったら「飼っているわけないでしょ!政府指定の希少動物ですから。」って別の女性スタッフが・・・。
インディアン嘘ついた。
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