自民党・武部元幹事長はなんら「笑うべきこと」を述べていなかった。日本人が真剣に議論すべきことを国会で述べていただけだ。
なぜ笑えるのか?
尖閣問題は日本人にとって爆笑するような出来事だろうか?
どこをどう捉えたら武部元幹事長が真剣に話しているときに後ろで笑えるというのか?
特に目立って笑っていたのは2名。ともに(当たり前っちゃ当たり前なのだが)国会議員なのである。よくぞ、日本の議員という職責を担いながらも、あそこで笑えたものだ。その神経を疑う。
画面向かって左側。爆笑という表現が適切なほど笑っていた議員は、糸川正晃、民主党衆議院議員(比例北陸信越ブロック)だ。
そして向かって右側で同じく笑っていた議員は、阿知波吉信、民主党衆議院議員(岐阜県第5区)だ。
なんであそこで笑えたのか?この2名の議員は国民に説明するべきだ。両名ともに民主党議員だ。自民党の議員が話しているときには、どんな議題であろうとも茶々を入れるべきと教わっているのだろうか?
事は尖閣問題なのだ。この国の国会議員ならば、笑うべきところではないだろう!
自民党時代、農水大臣、幹事長時代の武部議員を余り好きでは無かったが、国を思う気持ちはある政治家なのだとは当時から感じてはいた。いい加減な発言も目立つ大物(?)議員ではあったが、少なくともどこぞの売国議員たちとは違って、わざわざ日本を外国に差し出すようなことをしない議員だということは解る。
自分でも意外な気持ちだ。自民党議員たちの与党復活を願うときがくるとは。しかしながら国を思えば最善の選択だと今は考える。
[24回]
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