馬淵澄夫国交相は6日、大沢正明群馬県知事らとの懇談会で、同県の八ツ場ダムの建設について「私が大臣のうちは『中止の方向性』という言葉に言及しない。予断を持たず検証を進める」と述べ、前原誠司前国交相が表明した中止の方針を事実上、撤回。さらに建設の可否を検証した結果が出る時期は「12年度予算案に反映できる時期で(来年の)秋ごろだ」と説明、建設継続を求めてきた大沢知事らは発言を評価した。ただ八ツ場ダム中止は民主党がマニフェストで掲げる目玉政策の一つだっただけに、野党からは「見解を覆しておいて、何ら理由を述べないのは極めて不誠実だ」(石破茂自民党政調会長)と厳しい批判が出ている。
前原氏が表明した中止路線を引き継いだ馬淵氏は、これまで「全国のダム事業は予断なく検証する」としながらも、八ツ場ダムはマニフェストに基づき中止すると明言していた。
しかし流域6都県は、治水や利水の上で必要として建設を強く要求。ダム検証の工程が示されていないとして本年度分の負担金の支払いを留保するなど国との対立を深めており、馬淵氏は自治体や住民側との話し合いを進める視点から中止の方針を棚上げ、検証結果に従う考えを示した。
ソース元:
東京新聞
中止の撤回?
中止を中止するってことか?
つまりダム建設を中止することを中止する?反対の反対なのだー!ってバカボンのパパかよ・・・・・。
来年、誰が大臣であろうが、また中止の撤回の撤回とか言いそうだ。民主党の閣僚とは総じてそういうバカボンたち。
前原前国交相も馬渕国交相も民主党の割には人気がある方の国会議員だとは思うが、仕事ができるのかどうかと考えてしまうと企業の中間管理職さえおぼつかない能力に見える。今までなにか結果を出したことがあったっけ?
要は最初は元気が良いがプロジェクトが進行するにつれて前言撤回の連発で部下を萎えさせ、上司に逆らってまでは「正しいと思うこと」を貫けないタイプ。踏み止まるところは踏み止まり、信念を貫くことは時にビジネスマンでさえ重要な心掛けなのだが、国を背負って立とうという閣僚が「中止の方向性」や「予断を持たず検証」など会議の席で発言したら「だからナニが言いたいんだよ!」ともっといちいち言葉を濁さずに責任を伴った発言をしろと怒られそうなことばかりを言う。で、「中止の方向性」の方向性ってなんのことだ?中止ならば中止だろうに。「予断を持たずに検証」ってなにを今更言ってんだよってなもんだ。
まぁ、結局は、前原前国交相も馬渕国交相もなるべくしてなった民主党の議員たちなんだろうなぁと、最近は彼等、民主党の中では幾分はマシと思っていた議員たちにもガッカリしている。はっきり言ってしまえば、途中経過だけ頑張る先を見据えない人物。ストレートに言えば仕事ができない人たちなんだろう。
本当に民主党政権には呆れ果てた。政治家としてこれ以下はないと思うことの連日の記録更新中だ。
スーパー堤防を仕分けした瞬間に日本中で「あれダムはどうするの?」とツッコミが入っただろうに、当の民主党議員たちが気がついていないかのようだった。ボンボンバカボン、バカボンボン♪ってバカボンのテーマ曲を仕分け作業の会場で流して欲しいくらいだった。
なにが「コンクリートから人へ」だ。それを言っていた嘘つき議員たちは八ツ場ダムの底に自分で穴掘って埋まっていればいい。
治水は国の礎だ。どこの国でもそう。その治水に関してあっち行ったりこっち行ったりで定まらない馬鹿は政治に関わっちゃダメだ。なにが怖いかって民主党議員に馬鹿って言ったところで周囲をキョロキョロと見回して自分が言われているとは思わなそうなところ。だからもう念の為もう1度言う。馬鹿はおまえだ、民主党。
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