政権の座に居座っている民主党政権のおかげで連日“萎えるニュース”ばかり。
そんな中、はやぶさのニュースが唯一の明るいニュースとなっている。
「はやぶさ」の奇跡、研究者もガッツポーズ(YOMIURI ONLINE)
奇跡的な帰還に続き、
小惑星イトカワの粒子の採取に成功した探査機はやぶさ。
プロジェクトにかかわってきた科学者たちは、文部科学省で16日に開いた記者会見で、世界初の快挙に喜びをあふれさせた。
「帰還しただけでも夢のようだった。今回の発見は、その夢を超えた」。プロジェクトを率いてきた宇宙航空研究開発機構の川口淳一郎教授は、うれしさをかみしめるように語った。
打ち上げから7年。60億キロ・メートルの旅路を終えたはやぶさが持ち帰ったカプセルからイトカワの粒子を探す作業は困難の連続だった。
宇宙機構の藤村彰夫教授は、帰還直後の6月にカプセルを開封した際、真っ青になった。「肉眼では何も入っていないように見えた」。光学顕微鏡で丹念に探しても、見つかったのは、0・01ミリ・メートル前後の粒子60粒ほどだった。
「もっと小さい粒子がたくさんあるはずだ」。藤村教授らは、0・001ミリ以下の粒子も判別できる電子顕微鏡を使って、さらに小さな粒子の回収にかけることを決定。フッ素樹脂の特殊なへらで試料容器内部をこすり、10月以降、電子顕微鏡による観察を始め、岩石質の粒子を数多く回収したことを実際に確認した。
「見つけた粒子の数が増えていくうちに、手応えが出てきた」と、藤村教授。「地球にはない結晶構造を見つけた際には思わずガッツポーズが出た」と、分析を担当した中村智樹東北大准教授は振り返った。
太陽系の起源の解明につながる快挙を成し遂げたことには当然感謝したい。民主党議員たちの連日の酷いニュースに触れてばかりいると「もう日本はダメかも・・・・」と心が折れそうにもなる。そんな中でも日本はまだまだいけると思わせるのがこの「はやぶさ」の数々のエピソード。イトカワから無事に帰還したことも大快挙だけれど、微粒子を発見するためのヘラをすぐに開発できたところも日本の技術力の凄いところ。
こういう日本人でいることが誇らしくなるようなニュースをもっとちょうだいちょうだいちょうだい。
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