募金で最低金額の指定っておかしくないか？

気になる募金（？）らしい企画が都内で開催されている。

コップ１杯の水に寄付して井戸贈ろう　首都圏の飲食店３００店で運動（msn 産経ニュース）

元々、ニューヨークで始まった企画。それを博報堂と“またしても”日本ユニセフ協会が日本版として始めた。

博報堂と・・・・日本ユニセフ協会・・・・ハァ・・・・。企画自体は世界的にもありがちな企画。
なにかのサービスを受けたついでに募金もお願いしますってこと。
まぁ、街頭で「募金お願いしまーす！」ってやるよりかはスマートな感じはする。

が、しかあぁぁぁし、気になるのは↓ココ。

「きれいな水を世界の子どもに。当店で提供している水に対して、寄付をお願いしています」。こんなメッセージのついたカードがレストランに置かれ、客はその趣旨に賛同すれば、１００円もしくはそれ以上の金額を寄付する仕組み。

１００円もしくはそれ以上の金額を寄付する仕組み・・・・・・（絶句）

これ企画段階で誰も「最低金額指定はおかしい」って言わなかったのかな？
まぁ、あの日本ユニセフ協会だもんなぁ、そんな人材いないか・・・。

まさか、この募金企画でも日本ユニセフは中間マージンを取るなんて暴挙はしないよね？
しないだろ？しないで欲しいなぁ・・・。
・・・・・・きっとするんだろうな。

なにが恐ろしいかってさ・・・↓これ。

　世界では清潔な水を利用できない人が８億６０００万人いて、１日に約４０００人の子供が汚れた水によって下痢などで死亡しているとされる。「来年は他都市にも広げ、大きな活動にしたい」と日本ユニセフ協会の早水研専務理事は話している。

日本ユニセフ協会は、この企画を拡大する計画の模様。
まったく次から次へと・・・。

この企画に協賛している店に問いたい。
客に募金を要求する以前に先ずは店が率先して募金をしているんだろうね？店は募金をしていないのに客には募金を要求するなんてことが実際にあるんじゃないかと睨んでいる。
まぁ、この企画に協賛する飲食店の情報弱者っぷりが解るので、こちらとしてはリトマス試験紙（協賛店には行かない）とはなるのだが。