これはさすがに「子ども手当て」が目当てで民主党に投票した子沢山な有権者は発狂ものだろう。自業自得とはいえ、恐らくそういう衆愚政治で言うところのまさに「愚」を体現していた有権者たち、もっとストレートに言ってしまえば“子供の将来に豊かな国を残そうと考えないで目先の自分たちのこずかいに飛びついた馬鹿親たち”には悪夢のような内容だろう↓これは。
子ども手当停止、中小企業増税、巨額の歳入欠陥…予算関連法案成立しないと大混乱(SankeiBiz)
↑を要約すると、子供のいる家庭が「扶養控除」と「「児童手当て」も無くなった上で「子ども手当て」も貰えなくなる可能性が強まったということ。
無理なものは無理。時限立法というまさに時限爆弾のようなものの期限も迫っているとかで、子供のいる家庭は増税された上でなんの手当ても控除も無くなる可能性が出てきた。これでは収支がプラマイゼロどころかマイナスしかない。
一昨年、このブログもこのブログでコメントをつけてくださった方々も民主党のマニフェストを見た時点からして、「扶養控除」が無くなって「子ども手当て」を貰ったところで結果増税と同じなのでは?と指摘していたわけなのだが、なんと結果はビックリ、その唯一のプラス要素のはずの「子ども手当て」の継続も怪しいのだ。しかも当時そういう議論をしていたときは「子ども手当て」を2万6,000円と考えていた。ご存知のように、そんな額は一度たりとも民主党政権は実現していない。そして最終的には、なにも貰えないまま増税だけ?これでは扶養控除があって、有効的な景気対策であるエコポイントやエコカー減税を生んで、1度だけとはいえ定額給付金があった麻生政権の方が遥かに家庭に優しい。
麻生政権をまるで悪者のように扱っていたマスコミを信じ、「子ども手当て」を信じた親たち(←アホだと思うぜ、本心から!)が自分たちで自分たちの首を絞めた挙句に体に火を放ったようなもの。馬鹿な選択をしやがって!!!巻き込まれた俺たちに謝れよ!!!(←こう言いたくもなります。)
別に民主党を支持なんてちっともしていなかったまだ小さいお子さんのいる有権者が気の毒で仕方が無い。馬鹿に巻き込まれてのこの未来だ。民主党支持者に素直に怒っていいと思う。
せめて控除くらいは・・・・という思いは小さな子供も扶養家族もいないミジンコでさえ思う。この政権下で少子化対策なんて到底無理だ。国民が子供を育てようなんて気が起きないことを政府が主導しているのだから苦笑いも出ない。
基本的にはミジンコ夫妻は控除や手当てを貰う立場ではなく、ずっと払い続けて誰かを支えているわけなのだ。そのこと自体には特に不満はなく、社会に貢献できることはむしろ誇らしくさえ思えるのだけれど、要は「使いどころ」の問題なのだ。「子ども手当て」はあんまりな政策だ。「子ども手当て」という名前がおかしい。「子どもに借金を背負わせて後は任せる手当て・使い道は両親の裁量で」と正確に命名するべきだ。それでも「子ども手当て」をパチンコ代やタバコ代に使う親たちは結局のところ、子供たちよりも自分たちが大事なんだろう。そんな親たちを税金で助けるべきだろうか?「子ども手当て」が間違っていることの証明はまさにこれ。子供たちの将来を憂うまともな親たちは「子ども手当て」には最初から反対だった。このブログでもそういう方々が沢山おられる。自分たちがお金を貰えたとしても子供の将来を心配するのが親の真っ当な感情だろう。そして「子ども手当て」をパチンコ代に消す馬鹿親に「手当て」を渡す必要なんて全くない。そう、ちゃんとした親にも、どーしようもない親にも、「子ども手当て」は必要ないという論法が成り立つ。
ミジンコは昔から「ビッグダディ」とか「〇〇〇大家族」という番組が大嫌いだった。ほんのちょっと番組を観ただけでも気分が悪くなるような内容だからだ。無責任極まりない両親の映像なんて見ているだけで気が滅入った。立場的にいえば納税分で他の誰かを支えている身としては当然の感情だと思うのだがおかしいだろうか?
そういった番組のCMなんかは嫌でも目に入ってくるわけだが、子育てに充分な生活費が確保できていないのに次から次へと子供を作る家庭なんてどうかしていると毎度CMに遭遇するたびに思っている。
子育て資金が不足している家庭が子供をどんどん産むってことにどうしようもない違和感を感じていたわけなのだが、まるで追い打ちのように民主党が「子ども手当て」を掲げた。そう総選挙前の「馬鹿しか騙されない飴」だ。本当に最初にそのマニフェストを知ったときには怒り心頭だった。子育てってそういうもんじゃないだろ?ということ。社会におんぶにだっこでする子育てって姿勢は間違っているんだってば。子供を社会の一員にする為に親は相当な覚悟をし、最低限、成人するまで、まぁ、具体的には大学を出るまでの一人格の人生を全面的に支えることは、子供を作ろうと考えたときから生じる義務だ。その義務を果たす意思がない両親が子作りをするってことは結局は子供が生まれる前から子育てを放棄しているようなものだ。
民主党が詐欺同然のマニフェストを掲げていたときからこうなることは予想できた。いつか「子ども手当て」に期待していた子沢山な家庭の方が先に悲鳴を上げることになるとは、民主党政権のスタートから容易に想像できることだった。「子ども手当て」に飛びついて民主党に投票した親はなんでこうも簡単に騙されたのだろう?そういう親たちにはまったく同情はしない。むしろ民主党政権下の日本で暮らさなければならなくなったこちらからしてみれば、今もってそういう馬鹿親たちは加害者なのだから。
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