米国民はもっと減塩、菜食を-。米政府は31日、食習慣に関する新たなガイドライン「米国人のための食事指針」を発表、塩分摂取量を減らしたり、より多くの野菜や果物を食べたりすることを心掛けるよう国民に求めた。
米社会では子どもの3人に1人、大人の3人に2人が太りすぎか肥満とされ、食習慣の見直しが急務。ビルサック農務長官は声明で「要するに、ほとんどの米国人は腹回りを引き締める必要がある」と指摘した。
指針は公立学校などでの給食の基準にもなる。肥満の因子とされる塩分を控えて野菜や果物を多く食べるほか、食事に占める野菜や果物を増やしたり、低脂肪か無脂肪の乳製品を選んだり、肉の代わりに魚介類を取ることなどを求めている。(共同)
ソース元:
msn 産経ニュース
つ、ついにアメリカ政府が動いた・・・・・・って、遅いわっ!!!ヽ( `皿´ )ノ
GDP世界第1位のアメリカ合衆国の肥満予防に対する意識ってこんなもの。「塩分を控えよう」や「野菜を摂ろう」なんて日本では当たり前の健康に関する知識が、アメリカでは冗談抜きで「え?そうなの?」というリアクションを取る人たちがいるってこと。それも結構な数・・・・。
明らかにアメリカ社会の日常風景が変化しているのだ。20年前のアメリカはここまでの肥満社会では無かった。
勿論、肥満の人はいた。ただその割合は今よりもずっと少なかった。
そして10年くらい前、ミジンコの実感ではこの5、6年が特に急速なのだけれど、もうどこに行っても200kgオーバー級の太った人、人、人。視界に太った人(←日本でいうちょっと太っているとかポッチャリとかではないよ!)がいるのが当たり前になってきた。アメリカでは肥満率の増加は、もはや深刻な社会問題と化しているのだ。
肥満率の上昇とともに、行政が医療費、生活保護費に悲鳴を上げている。それに太っているから仕事ができない人を雇用できない社会というのも痛い。もしその人が仕事が可能なくらい痩せていれば、実は凄く有能な人材な可能性もあるというのに肥満がその可能性を阻んでいる。
日本は世界屈指の痩せている人々の国なので、こうミジンコが語ってもなかなか伝わらないのかもしれない。本当にアメリカは今えらいことになっているのだけれど、アメリカに2~3日、観光(観光地にいる人たちは欧州などから来ている痩せている人たち!)ではなく、仕事などの日常を送ってみると本当に日本とのギャップに驚くのだ。
日本じゃ有り得ないような支障をきたすことがあるのだ、エレベーターの定員オーバーブザーが全然キャパを満たしていなくとも鳴ったり、横に二人は並んで歩けるはずの動く通路が一人で塞がったり・・・・・・。
それもこれも「知識」なのだと思う。決して太っている人が怠け者とはミジンコは思わない。自分が太っているときと痩せているときの緩急のある人生なので、正直いって痩せている・痩せていないは「知識」によるところが大きいかなとも思う。単純に運動をしてカロリー摂取を減らせば痩せるわけなのだけれど、言葉で言うほど簡単ではない。最低限、ポテトは炭水化物(糖質)なのだとか、(日本人には馬鹿みたいに聞こえるだろうけれど)ケーキやドーナッツ、ましてやピザは高カロリーなのだということをアメリカ人は知らないとならない。本当に知らない人がいるんだってば!。・゚・(ノД`)・゚・。
まぁ、こんなソース元の声明を米政府が今頃出している時点でいかにアメリカ社会が肥満予防に無知なのかが推察できるかと。
ところで日本人は勿論痩せている人が圧倒的に多いとは思うのだけれど、隠れ肥満も尋常ではなく多いと感じる。特にこの数年のモデル体型のモデル(そのまんまや!)の体脂肪率の高さに驚く。要は筋肉が少なく、ほっそりとはしているんだけれど内蔵脂肪は結構あるという体型。これ食べないダイエットの典型でオススメできない。それにある年齢を過ぎてからほぼ確実にダイエットに苦しむことになるので。
変な新興ダイエットメソッドは置いておいて、単純に1日15分歩くだけで全然違うんだけれど、その15分をやらないからフンガーフンガーパルプンテ!(←なんか途中で弱気になって本音が言えなくなったボク・・・・)
[8回]
PR