やっと帰国。今回も厳しい旅でござった。その厳しさたるや「死」を予感させ・・・・るってゆーか、死ぬって!本気と書いてマジと読むくらいの本気で死ぬってば!(これは後の記事にて唄にてご説明予定)
地震、凄かったですなぁ。とは言っても今もって余震が続いており安心できない状況。皆さん、もうミジンコがとやかく言うまでもないほど地震のときの対処法はよくご存知かと思いますので、特に上から目線で注意喚起をするようなことはしたくなく、そういうことは致しませぬが、とにもかくにも皆さんのご無事を祈りますで候。
地震発生時にやっていそうな情報番組(ニュース)といえば、日本テレビのミヤネ屋しかないなと思い、テレビをつけた。帰国してスーツケースをやっと部屋に運び込んだところで大地震、俺に安息の地はないのかとちょっと涙目。
ミヤネ屋はまったくの役立たずだった。なにしろスタジオが関西にあるので地震の大きさの実感が全然湧いていないのだ。当事者と当事者ではない者とではやはり伝え方の温度差は否めなかった。
そこで韓流ドラマから地震報道特番に切り替えたフジテレビにチャンネルを合わせた。フジテレビが韓国のドラマを捨てて日本の報道を放送するなんて局としては断腸の思いだったろうがよくぞ特番にしたものだ!勿論、イヤミだ、コノヤロウ!
そこで2度目の大き目な地震。スタジオの薄いメイクの安藤優子たち、全員ヘルメットをかぶっているのは適切な判断だったと思う。そういう行為が視聴者への注意喚起にもつながる。実際、スタジオ内も大揺れ、照明などがグラングラン揺れていた。
そこでなんとか姿勢を保って踏ん張る安藤優子。「おちついてー!おちついてくださーい!」とスタジオのスタッフに呼びかけた。視聴者に向けても境鶴丸アナが呼びかけていた。安藤優子も視聴者にかどうかはわからない声のかけ方で「おちついてええぇぇぇぇ!」と叫んでいた。何度も何度も分かり切っている言葉を連呼されるとむしろ周囲はそこまでの危機的状況なのかと感じてしまいパニックを誘発してしまう恐れがあるわけなのだが安藤優子の「おちついてー!」は止まらなかった。
おめぇが落ち着けよってこと。
いいなぁ、日本のニュースキャスターってこんなコントみたいなことをしても降ろされないんだから。安藤優子は昔は好きなキャスターだったのだが最近の衰えっぷりが見るに堪えない。緊急事態のときに対応できてこそアンカーウーマンなんだけどなぁ。
最後に、フジテレビが『トラックの荷台に避難していた人が濁流にのまれるVTR』を今だに余震が続いている中、何度も放送していた。同局の放送倫理感てどうなっているんだ?地震速報時に人が悲惨な目に遭っているVTRを何度も流したところでなんになるというのか?こんなときにまで衝撃映像に注力するその姿勢は間違っている。
[29回]
PR