まったく次から次へと民主党は・・・・・。緊急事態のときに人間の本性ってやつは分かり易い。
自分の無能さを棚に上げて部下を怒鳴る馬鹿（菅直人）、自分が事態を把握してい
ないだけのことなのに周囲に逆ギレする困ったヤツ（菅直人・２度目）、「海から水を引いて放水すれば良い」などという誰でも考えそうなアイデアを出すアホ（鳩山由紀夫）、この緊急事態にわざわざブログに自分が暇で余暇を満喫していることを公開して後から慌てて記事を削除した現職の国会議員（三宅雪子）、震災3日後、ジャカルタでエステや観光を楽しんだ外務政務官、その手配は日本大使館にさせたとか（菊田真紀子）、被災地のガソリン集積施設として学校のプールを検討した国対委員長（安住淳）、その件をテレビで話しても問題だと感じなかった出たがり男、政権交代前に散々テレビに出て色々と約束していたがなにも守っていない（渡辺周）、まったくどいつもこいつも、その存在が日本の足を引っ張っているじゃないか！
そんなどうしようもない民主党議員たちが連日連夜なにかしらのふざけた言動を繰り出しているわけなのだが、今回のはメガトン級に酷い。
海江田万里！おまえだ！
都知事、消防隊への圧力に抗議＝原発放水「速やかにしないと処分」－海江田氏発言か（時事ドットコム）
東京都の石原慎太郎知事は２１日午後、首相官邸で菅直人首相と会い、福島第１原発での放水作業をめぐり、
政府関係者から東京消防庁ハイパーレスキュー隊幹部に対して「速やかにやらなければ処分する」との圧力的発言があったとして、抗議した。石原氏によると、首相は「陳謝します。大変申し訳ない」と述べた。都関係者は、
発言は海江田万里経済産業相からあったとしている。
石原氏は会談後、記者団に「現場の事情を無視して、（放水作業を）速やかにやれ（と指示があった）。やらなければ処分する、ということを上から言ってはいけない」と強調。さらに、「担当大臣か何か知らないが、恐らく上から来るのだろう。そんなばかなことを言ったら戦が戦にならない。絶対言わせないでください」と首相に申し入れたことを明らかにした。
また、同隊が使用した
放水車の連続放水能力は４時間が限度だったが、政府側の指示で７時間連続で放水したため、石原氏は「完全に壊れた」と説明した。
一方、枝野幸男官房長官は同日午後の記者会見で「これから調査する」と述べるにとどめた。
命をかける覚悟で東京から出動したハイパーレスキュー隊に対して、この高圧的な大臣の態度。いやはや人間のクズってやつは実在した。
更に政府の愚かさの表れというべきか、4時間が使用時間の限界の放水車を無理矢理7時間も使わせて壊している。最悪な結果だ。連続放水を4時間で止めておけばまだ使えたかもしれないのに政府の馬鹿げた判断によりもうこの放水車はすぐには使えない。まるで漫画や映画に出てくるような無能なのにエバり散らして現場を混乱に陥れる上の人間そのもの。
そもそも東京都のハイパーレスキュー隊員の人事権を海江田万里は持っていないだろう。自分のところの保安院があんなにグダグダな体質だったことはなんとする？（＊あの酷い会見を毎度開いている保安院は、経済産業省原子力保安院です）
海江田万里は、自分のところの組織のダメさ加減に苛立ってハイパーレスキュー隊に八つ当たりしているとしか思えない。
更に
猪瀬直樹副都知事のブログでもこんなエピソードが公表されている。
一部抜粋：
○ 現場を知らない本部の人達から、東京消防庁が現場で判断した方針を変更するよう度々要求された。
・放水は当初4時間の予定だった。その後状況を勘案し、必要に応じ再度放水することにしていた。しかし、連続して7時間放水し続けるよう執拗に要求された。結果として、7時間放水することになったが、そのため2台ある放水塔車のうち1台がディーゼルエンジンの焼き付きにより使用不能となった。
・東京消防庁にて海から放水塔車までの給水ホースの設置ルートを800メートルの最短距離で、設定していたが、遠回りにするように執拗に要求された。
・「俺たちの指示に従えないのなら、お前らやめさせてやる」の発言もあった。
○ 職員の命を預かる隊長としては、現場をわかっていない人達に職員の命を預けるわけにはいかない。
○ 消防庁は、自衛隊の指揮下に入ったが、現場の自衛隊員と消防庁の職員とはお互いに協力して、事態に当たった。
↑これ等の状況からして現場には政府がいない方が順調に作業が進むように思える。まるで政府が現場の邪魔をしているようにしか見えない。
そりゃハイパーレスキュー隊の隊長が記者会見で涙するわけだ。どれだけ現場の状況が過酷だったことだろうか。目の前には被爆の恐怖といつ爆発するかもわからない原子炉、後ろには人事権も無いのに「やめさせてやる」と脅してくる大臣だ。よくぞそれでもハイパーレスキュー隊は消火活動を止めないで残ってくれたものだ。使命感と言葉にするのは簡単だが実際にはなかなかできることじゃない。
それに比べてこの政府は・・・・・。
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