蓮舫担当相がセ・リーグの29日開幕の見直しを求めたことについて、巨人の滝鼻卓雄オーナーは22日、「開幕はお上(政府)が決めることじゃない。節電に協力しろということでしょう」と不快感を示した。さらに「(4月12日への開幕延期など)パ・リーグが先行して色々決めているようだが、そうはいかない。交流戦がいらないなら、いろいろ組み合わせはできるけど」とパの姿勢を牽制(けんせい)した。
本拠の東京ドームはデーゲームでも照明が必要なため、当面使用できなくなる可能性もあるが、「日々刻々と事情が変わるので(代替地は)決めていない」と述べた。
ソース元:
asahi.com
いやいや、そんなお上がどうのって話ではなくて、単純に節電をしてもらわないことには困るって話だろうに。
この点には関しては政府の要求を受け入れた方が野球界にとってもプラスだと感じるのだが、経営的にはどうしても延期はしたくないってことだろうか?
もうこれはナイター開催中に大停電が発生してしまいセ・リーグが大バッシングを受けるような事態にならない限りはセ・リーグ球団経営者たちはその頑なな姿勢を崩さないのかもしれない。その時では遅いのだが・・・・・。
大停電の影響を受ける医療施設で悲劇的なことが起きるかもしれない。いきなりの停電による事故も多発するかもしれない。信号が予告もなくいきなり消えたときの交差点、いきなりクルマのヘッドライトの灯りだけになるトンネルなど想像するだけで恐ろしい。
そういうことを防ぐための計画停電なのだから「お上が命令している」と変な捉え方をしないで、コミュニティーの一員として節電に協力するべきだという考えにはセ・リーグ球団側が至らないところが不思議で仕方がない。セ・リーグ球団経営者はいったいナニと闘っているのだろう?
野球に詳しくない自分としては巨人軍というのは社会のリーダーシップを執るような球団なのかと思っていた。その位、影響力があるスポーツチームだと思っていたのだがどうもそういうわけではないらしい。こんな駄々っ子のようなことを言って開幕してもファンの方がドン引きすると思うのだが、そんなこともなく巨人戦というやつは今でも大人気なんだろうか?実は巨人軍の経営者たちがとっくに失墜した人気を自覚していない上にこんな社会に弓を引くようなことをやっているのだとしたら、いよいよ巨人軍、そしてプロ野球界はもう日本のメジャースポーツから失墜していくことだろう。
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