昨日、ミジンコがいた大規模な養鶏場に勤めている女性から「玉子が必要だったら送りますよ」とメールしていただいた。
家でほとんど食事をしないのでそれは遠慮したのだけれど、彼女はガソリンがなかなか買えないために自宅からその職場まで40kmの道のりを自転車通勤しているとのこと。千葉のド田舎とまではいかないがガソリンスタンドもそれほど多くないコンビニが23時で閉まるような土地なのだ。買いだめ騒動の煽りは都心よりもそういう場所の方が困るのだと思う。
彼女はシングルマザーで息子さんが1月に事故で入院中。計画停電の病院への影響を心配していた。
そういう状況でも他者の心配をする人もいれば、「周囲に呆れられても自分の健康!」と顔に書いてある人々を毎日見かける。「おまえが長生きしたっておまえ以外は誰も喜ばねーんだよ!」なんて怖くて言えない。
震災後に色々と見えてくることがあるとつくづく思う。
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