気がついたときで結構ですが、もし機会があったらここのご覧の皆さんにも確認していただきたいことです。もうとっくにご存知の方々も多いことでしょうが、何度でも広く伝えたいことなのでこうやって記事にします。
今、東日本では頻繁に上空をヘリコプターが飛んでいることでしょう。私も1日何回も低高度で飛ぶヘリを見かけます。震災前にはここまでヘリが飛んでいるところを見たことがありません。
上空を飛ぶヘリコプターの出す音の大きさに注目してください。地上にいる我々の会話を遮るほどの大きな音のはずです。ヘリは何百メートルも上を飛んでいてもそのくらいはうるさいですよね?
震災のときに瓦礫の下にいる人たちが助けを呼ぶために叫んでいるかもしれないのに何十回でも給油して延々とマスコミは被災地でヘリを飛ばし続けました。このブログでは随分長いこと事故現場で取材のためのヘリを飛ばすべきではないと主張しています。事態は一向に改善されていませんが・・・・・。
瓦礫に押しつぶされ怪我をし体力を奪われた被災者たちがヘリのローター音を上回る大声を出せるでしょうか?
もしヘリコプターが上空を飛んでいるときにこの記事を思い出したら、ちょっと意識していかにそのヘリの音が大きいか確認してみてください。取材を理由に被災地や事故現場でヘリを飛ばすことがいかに非人道的な行為であるかが実感できることかと存じます。
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