埼玉県警所沢署は23日、公選法違反(自由妨害)の疑いで、英国籍で自称英会話教師の(非難したくないので伏字→)〇〇容疑者(34)=東京都荒川区西日暮里=を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は23日夕、同県所沢市東所沢5丁目のJR東所沢駅前歩道で、演説中の所沢市議選立候補者が持っていたマイクをつかみ、「日本の選挙はうるさい」などと怒鳴って妨害した疑い。
所沢署によると、〇〇容疑者は直前まで友人と飲酒していた。運動員が近くの交番に届け、駅構内にいた同容疑者を署員が取り押さえた。
ソース元:
msn 産経ニュース
実際、日本の選挙はうるさい。このブログでも何度となく選挙カーなどの騒音を批判しているし、それに賛同してくださった方々も数多いというのに、一向に選挙カーや街頭演説で拡声器を使った“候補者の名前を意地でも覚えさせよう運動”は治まらない。
大声出して名前を連呼すれば当選すると思っている候補者たちがまだまだ多い。確かに名前すら覚えられない候補者では当選はおぼつかないのだろうが、このブログで何度となくこういう選挙戦を批判する度に実感するのは、むしろ「選挙カーで拡声器使って騒音公害になっている候補者には絶対に投票しない」という声の多さ。ミジンコもまったく同じ考えだ。騒音候補者たちは、選挙カーや街頭演説を頑張れば頑張るほど、ただ静かにして欲しいだけの有権者たちからのマイナス票を獲得しているだけだ。これではもはや政策以前の問題であり民主主義にとっても大きな損失だ。
もうこれも何度となく繰り返し述べているが・・・・
ひとつの町には、夜勤明けで昼過ぎにやっと眠りについた人々もいる。どうしてもその時間に睡眠を取らないと次の仕事に支障の出る人たちだ。
週末が休みの会社員だって昼寝くらいしたいだろうに、それを選挙カーに妨害されるなんて気の毒過ぎる。ミジンコも昼寝を15分~30分くらい取るときがあるけれど、それは本当に寝ないともたないとき、つまり昼寝とは言うものの、前日までの過労でどうしても休まないとというとき。そんな会社勤めの人々は少なくないはずだ。限界をきたして仮眠を取ろうというときに選挙カーがやってくるなんて悪夢だ。
単純に大事な用件、例えば電話中の人だっているだろう。どうしてもその瞬間の声を聴き取らないとならないときってある。
2ch発での冗談だとは思うが選挙カーの騒音でおじいちゃんの最期の言葉が聴こえなかったといった話まである。まぁ、それは作り話だったとしても、自分が当選したい一心でわざわざ静かな住宅街で大音響を発生させてそこにいる何百・何千もの人々の会話を遮ることはない。それが政治を目指す者のやることかっての。
日曜の朝から「〇〇〇〇を宜しくお願いします!」と叫ばれたところで、こんな常識の無い候補は絶対に当選させてなるものかと誓う。
いい加減、選挙カーと街頭演説の規制が必要だと強く思う。他者への迷惑も省みず目立てば勝てるのが日本の選挙なのだとしたら、その風潮をなんとかするべきだ。
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