今夏放送される「24時間テレビ34 愛は地球を救う」で、フリーアナウンサーの徳光和夫氏(70)が24時間マラソンランナーに挑戦する。24日放送の日本テレビ系「行列ができる法律相談所」で発表された。
徳光がランニングウエア姿でスタジオにかけ込んで来ると一同騒然。「今年、古希を迎えます」と話すと「走れますか」など心配する声が上がった。
70歳でのランナー挑戦は、07年にランナーを務めた萩本欽一(69)の当時66歳を抜いて歴代最高齢。01年6月には急性心筋梗塞の大病もしている。
徳光氏は24時間テレビにの第1回放送から出演する唯一の“皆勤出演者”。今までは司会としてたずさわってきて、「(引退するわけではないが)今回“感謝の気持ち”で走らせていただきます」と明らかにした。
ソース元:
Sponichi Annex
なんて言えばこの暴挙を食い止められるのだろう?いや、無責任なテレビ局と番組製作者たち、そして自分の体力を全く把握していない高齢なフリーアナウンサーが勝手に始めて勝手に破綻させる企画をとやかく言うべきではないのかもしれない。とにかく余りにも酷い企画なので、批判したい気持ちはあるがいったいどこから指摘すればいいのやら・・・・という感想。
公開殺人、いや公開自殺?その両方だろうか?
急性心筋梗塞という病歴も致命的だが、元々それほどアスリート的な人生を歩んでこなかった不摂生が体型に出ている70歳の男性が24時間マラソン?狂った企画だ。
ちょうどタイムリーだったというか、本日、ミジンコは両足に違和感を感じてしまった。今日は22kmくらい歩いたところで両足同時に違和感。いつもそれを感じたら歩くのを止める。客観的に自分の体を見ないと疲労骨折だとか肉離れだとかが起きる。気をつけていても起きるときは起きる。毎晩足が痛くて眠るのが大変。その位、毎日限界ギリギリでやるのがたまにしんどくなるけれど、それでもやらないと現地で死ぬ思いをするので止められない。途中途中で自分の会社や馴染みの店に寄って日常会話ができればまだいけると判断する。そんな習慣も長くなってきたが、年々衰えてきたなとは感じながら続けている。技術的には年々向上している面もあるが肉体というよりも精神的に厳しい。ラクな生き方が目の前にあるのにわざわざ疲労骨折するような生き方が楽しいわけがない。そもそも痛い。痛みに慣れなんて難しい。痛いと思いながら我慢することに慣れるだけで痛みを感じなくなるわけではない。本当は歩かないでいいときにそれでも歩くという決断、そりゃ歯を食いしばってもなかなか前に進めないときがある。ここまでやっている人生でも24時間マラソンなんて絶対に体がもたないと思う。ましてや自分が70歳のときにはそんな芸当は先ず不可能だと思う。心臓も筋肉も骨も全てがもたないと思うのだ。徳光さんはこういう経験を3日もやったことがないと思う。喋りはプロ中のプロだと自他ともに認める名アナウンサーなのは分かるが、24時間マラソンには全く関係がない能力だ。
こう言ってはなんだが運動をしているといった印象すらない70歳の男性が勢いだけでチャレンジしようというのだから無謀としか言いようが無い。遠回しに言おうが単刀直入に言おうが言えることはひとつだ。不正なしで本当にそんなチャレンジをしたら死んでしまう。体がもつわけがないのだ。
どのくらい休憩を入れながらのマラソンになるのだろう?24時間中、実際には1時間程度しかマラソンをしなかったといった状況ならば徳光さんも無事で済むかもしれない。今の見た感じでは1時間のジョギングすらもおぼつかないように見えるが・・・・・。
本当に命に関わることだ。24時間テレビに付き合って死ぬことはない。自己判断ができるはずだったランナーたちが毎年ジョギング中に何人も命を落としている。健康のためのジョギングで命を落とす人たちは結構多いのだ。何十年もジョギングを日課としているランナーたちですらそういうリスクがあるのだ。徳光さんではそのリスクは何百倍にもなることだろう。
24時間マラソンなんて止めるべきだ。今からトレーニングしたって絶対に体は作れない。大丈夫だとかいうトレーナーがいるのならばその人物も殺人の共犯者みたいなものだ。断言できる。24時間も走ったら死んでしまう。ランナーが死ぬ可能性が非常に高いのだから、こんなマラソン企画はやっちゃダメだ。
[25回]
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