福島県川内村へ10日に
一時帰宅した住民に対し、国側が「警戒区域が危険であることを十分認識し、自己の責任において立ち入ります」などとする同意書に署名を求めた。
一部の住民から反発の声があがり、遠藤雄幸村長も「同意したうえで一時帰宅するのだから、改めて署名を取る必要はない。役人仕事でやめたほうがいい」と批判した。
原子力災害現地対策本部長の池田元久・経済産業副大臣は報道陣に対し、「(警戒区域内では)責任を持って安全に気をつけて行動してもらいたいとの趣旨だった」と説明した。
ソース元:
YOMIURI ONLINE
しかもこの同意書には宛名が無かったとのこと。誰に対して同意するのかもわからない同意書に署名するなんてリスクを被害者である側が負うべきだろうか?
日本も恐ろしい国になったものだ。放射線被害を避けるために止むを得ず避難している人々が自宅に一時帰宅するときには自己責任を押しつけられている。しかも副大臣の弁がまた酷い。「責任を持って安全に気をつけて行動してもらいたいとの趣旨だった」だとさ。嘘くせぇ。その程度の注意喚起の為に同意書を用意しているとは考えられない。役人が国の責任回避として同意書にサインさせようとしたことが見え見えだ。
大体、こんな同意書、裁判になったときには無効扱いになるだろう。まるで脅迫なのだから。そんなことは役人も分かっていそうなものだがこういう同意書を用意してしまうとはまるで思考停止している。
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