東京マラソン、抽選がハズレて出場できなかった都民税を払っている
都民の皆さん、本当に御愁傷さまです。
ミジンコの周囲でも御多分に洩れず、出場できなかったランナーたちの不満噴出中。特に都民の希望者の不満はミジンコも理解できる。
今回はミジンコは応募すらしなかったけれど、散々、都民税を払っている人が年に1度のマラソン、それも出場を熱望していても抽選でハズレる今の東京マラソンのシステムはどうかしていると思う。
先ず東京マラソンの出走者数を今の数倍にするべきだし(NYやボストンのような都会で開催されるマラソンですら、東京マラソンの数倍の規模で実施されている)、都民が優先して出場できるシステムにして余った枠を都外や海外の出走者にって方式にするべきだ。
むしろ今の都民ランナーが落選しまくって参加者になれないシステムのまま続けたら、その内、都民ランナー、例えば皇居周辺の常連たちには東京マラソンなんてムカツクだけの大会になってしまう。
さて、本題。
例の松村邦洋がマラソン中に心肺停止になった件で石原都知事の発言がやけに注目を浴びている。
どうもミジンコが感じるのは石原都知事が「デブは走るな」といった趣旨を言ったと世間では捉えられていること。
毒舌ではミジンコといい勝負な知事ではあるが、今回の都知事の発言の全文を見ると実はかなり愛のある発言だったことが解る。
「あんなデブは出ない方がいいんだ、マラソンには。僕言ったんだ、松村に『無理だ』と。そしたら、去年完走できなかったから減量してて、15キロぐらいやせたらしいんだけどね、出たんでしょ。15キロも減量することそのものに無理があってね。松ちゃんはね、本当に危なかったねえ。もう助かってホッとしましたけども。あれだけ太った人で走った人いないんじゃないか、他に。まあ芸人さんってのはね、上からの命令だと辛いことしなくちゃいかんかもしれないけど。まあ、やっぱりあの体ではちょっと自分で考えた方がよかったと思うよ。ほんとに人騒がせだよ、あいつ」(Yahoo!ニュース 産経新聞)
全文を読めば、松村邦洋の出演を簡単には断れない芸能人としての辛い立場を理解した上での愛ある言葉だと解るかと。
別に都知事は「デブ批判」をしているわけでもない。
まぁ、実際、100メートルをゆっくり走ってもいきなり息ギレする体型の人がフルマラソンってのは無理にもほどがある。
昨年の東京マラソンの映像でも10キロだか15キロ地点でタイムリミットオーバーで失格となったメタボな男性ランナーがいた。
もうフルマラソンなんて最初から無理だと解り切っている体型だった。こればかりは奇跡は起きない。
そういった松村邦洋やメタボランナーたちは先ずは自重して他の希望者に出場枠を譲るってのが常識的な大人の態度だと思う。
要はマラソンランナーになってから、つまり痩せて走れるようになってから応募すれば良いだけのこと。
来年の東京マラソンでは、出場者の選考をもうちょっと慎重にするべき。
本当は応募の段階で自重するべき人たちが自重すれば良いだけの話なのだけれど。
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