女優飯島直子(43)ら福島県ゆかりの著名人が27日、東京・日比谷公園で開かれた同県白河地方9市町村主催の地元農産物安心・安全PRイベント「がんばろう! ふくしま」に参加した。
母親が白河市出身の飯島は、自ら「お米いかがですかー」と福島産米を販売。次々に売れた。キュウリをガブリとかじった飯島は「みずみずしくておいしい。(原発被害の)風評に惑わされずぜひ、福島の野菜を食べてください」と訴えた。
矢吹町出身の野球評論家中畑清氏(57)も「福島の野菜は本当においしい。福島を『絶好調!』にするためみなさんのお力をよろしくお願いします」とこぶしを振り上げ呼び掛けた。
ソース元:
nikkansports.com
もうこのブログで何度も述べており、かなりのご支持をいただいている意見として、「それは風評被害ではないだろう」がある。
なんでもかんでも「風評被害」という言葉を用いてあたかも危険なものを危険ではないとする言動は許し難いということだ。
以前に書いた
「風評被害と現実的な危険性の狭間」という記事には今でも反響をいただく。公開当時も「よくぞ言ってくださいました」といったコメントや拍手メッセージを数多くいただいている。
「風評被害」という言葉の意味を理解しないで使っている自己の利益ばかりを追求する恥知らずが多い。多過ぎる!
飯島直子と中畑清は自分たちの言葉に責任を持っているのだろうか?その言葉を信じて内部被曝をしてしまう人々の人生についてなんと考えているのだろうか?
無責任にもほどがある。子供たちが時間制限付きで外で遊んでいる地域でずっと外で栽培された野菜について「風評被害に惑わされないで」とはよくも言えたものだ。なにが「福島の野菜は本当においしい。」だ。味のことを問題にしているわけじゃないだろうに。
風評被害と称して事の本質を惑わしているのはいったいどっちかは明白だ。
なんでもかんでも風評被害にして被害を拡大することは絶対に止めるべきだ。あたかも慈善活動のように振る舞って福島県産の食べ物を推奨する有名人たちは恥を知れ!恥を!おまえらの目先の「芸能人として忘れられないようにする活動」なんか知ったことか!大事なのは、将来の甲状腺ガンなどのガンを発症される人々をできるだけ少なくする啓蒙活動、つまり内部被曝をできるだけ避けるような生き方を広めていくことだ。西日本産の野菜が枯渇したわけでもあるまいし、なんでわざわざ原子炉が3基もメルトダウンしている周辺の野菜を摂取しなければならないのだ。飯島直子も中畑清も勝手に自己判断で福島産の野菜を食べ続ければいい。それを人に勧めるなんて言語道断だ。
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