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これだけ話がかみ合っていない会談もそうは無い。民主党の小沢一郎代表は10日午前、昨年の米大統領選で共和党候補だったマケイン上院議員ら上院軍事委員会メンバーと党本部で会談した。小沢氏はオバマ政権がアフガニスタン駐留米軍の増派を発表したことに関し「軍事力で政府を倒すことはできても、民を治めることはできない。賛成できない」と表明した。マケイン氏は在沖縄米海兵隊グアム移転をめぐり「順調に進んでいるか」と質問。小沢氏は「スムーズに対応しなくてはいけないと考えているが、普天間飛行場の問題がある。(代替施設のため)海を埋め立てることに地元の反対が大きく、民主党としても懸念している」と述べた。
マケイン氏は北朝鮮のミサイル発射に関し「中国が北朝鮮に強い制裁を取らないのは明らかで、日米関係の強化が大事だ」と指摘。小沢氏も「中国が北朝鮮の背後にいる。中国と今以上に信頼関係を結ばなければ問題の解決はできない」と応じた。
会談には鳩山由紀夫幹事長も同席。米側は共和党のグラム、民主党のクロブチャー両上院議員が出席した。
ソース元: 共同通信