タレント・上地雄輔(32)のイベントの参加者が熱中症とみられる症状で緊急搬送されたことを受け、上地が10日付の公式ブログで謝罪した。
この日、横浜・中区の大さん橋で開催されたメッセージフォトブック「KY」のイベントには、約3000人が集結。午後2時半ごろ、屋外で行われた写真撮影に参加したファンが体調不良を訴え、23人が緊急搬送された。主催者サイドは、イベントを途中で中止。
上地は、「予想をはるかに超える人や暑さの中、更なる混乱を避けるため中止にせざるを得なかった事を本当に悔しく、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と苦しい胸の内を明かし、「いろんな所からいろんな人がいろんな状況の中で来てくれた1人1人に、どれだけ平等に心から満足させられるかまだ分からないけど、必ず何か考えます!!」とつぐないの気持ちを行動で表すと表明。
ブログへのファンの励ましのコメントを受け止めながらも、「
オイラが呼ばれて、大事な仲間達が体調崩したり悲しませたら、少なくとも俺の責任です」とつづり、最後は「みんなみんな、本当にごめん。ありがとう。今すぐ元気に笑ってくれる事を祈ります」と締めくくっている。
出版元のワニブックスと上地の所属事務所「ジャパン・ミュージックエンターテインメント」も、連名で謝罪コメントを発表。「体調を崩されたご来場者の方々には、心よりお見舞い申し上げます。そして、楽しみにして足をお運びいただいたファンの皆様には、多大なるご迷惑ご心配をおかけしてしまい深くお詫び申し上げます。今後は運営及び制作に関しても一層の配慮を設けると共に、これからはこのような事態に至らないように心して精進してまいりたいと思います」。
ソース元:
msn 産経ニュース
このイベントの主催者も現場のスタッフたちもアホしかいなかったのだろうか?
本日の酷暑の中、屋根もない屋外で3,000もの人々をギラギラ降り注ぐ直射日光に晒して熱中症患者が出るに決まっているだろうが!
なんの事前練習もしていない3,000人が人文字を完成させるまでに要する時間は想像できただろうに、それでも決行してしまった関係者たちの愚かさ極まれりだ。
死者が出なかったことだけが救いみたいなもので緊急搬送された23名だけではなく、多くの人が熱中症にかかっていたようだ。そりゃそうだ、今日の横浜の海岸沿い、炎天下で延々とスタッフの指示待ちで太陽光の直撃を受けるなんて拷問みたいなものだ。
さて、上地雄輔のブログでの謝罪なのだが・・・・・こういうときにも「オイラ」と一人称で使う32歳とは珍しい生き物を見る思いだ。今まで誰からもこういうことを注意されたことがないのだろうか?
ニュース映像で見た彼の行動もどうかしていた。気分が悪くなったと思われる女性が人文字から離れてかけ出したときに、支えようとしてはいたのだろうが結果として女性を止めてしまうカタチに。いきなり止められた女性のメガネがふき飛んでしまってそれを拾ったのもその女性自身。上地雄輔は動揺していたのだろうが気持ち悪くなってその場を去ろうとしている女性をサポートするんではなく食いとめるような動きは理解に苦しむ。即座の判断に弱いタイプかもしれない。
震災後の上地雄輔の言動の数々もなんとも理解に苦しむものが多かったが、基本的には彼も悪いが彼を注意していない周囲も悪いと見ている。タレントとしてのキャラクター作りやそのキャラクターを貫くことは否定しないが、こういう事故を自らが招いてしまった時には「オイラ」などと言っている場合ではなくて32歳の大人としての誠意ある対応が必要だ。本人も周囲のスタッフもそう思っていないのならば救いようがなく、何度でもこういった無責任なイベントは繰り返されることだろう。
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