ミジンコラム | 画像をちょっとだけ斬る! | ニュースをちょっとだけ斬る! | ハケンジャーたちよ、聞け! |
南極海での調査捕鯨を終えて14日帰国した日本鯨類研究所(東京)の船団の西脇茂利調査団長が山口県下関市で記者会見し、米環境保護団体シー・シェパードが悪臭のする液体や塗料を入れた瓶を投げたり、スクリューにからめようとロープを投下したことに関し「瓶やロープは南極海に放置したまま。環境を守ると言う人のやることか」と強く批判した。
同時に「鯨の資源管理に役立つ調査は日本にしかできない」と調査捕鯨の意義を強調した。
2月に抗議船から衝突された調査捕鯨船第3勇新丸の広瀬喜代治船長は、船体が傾いて危険な状態になったことを振り返り「シー・シェパードは暴走族のようだった」と怒りをにじませた。
水産庁によると、船団は昨年11月に出港。クロミンククジラ約900頭などを捕獲予定だったが、妨害により捕獲量は約75%にとどまった。
ソース元: 山陽新聞
なるほど、環境テロ組織・シーシェパードは、瓶やロープは南極海に放置したままにしていたってことか。
更に、瓶の中に入っていた有害物質は海水と混ざってしまったわけで、確かに船長の言うとおり、これが「環境を守る」として寄付金を集めている組織のやることか?と聞いててめまいすらする。
なにが恐ろしいかって、この自己矛盾をシーシェパードのポール・ワトソン海賊団長以下、手下たち、はたまたオーストラリア人の一部は疑問にすら思っていないところ。
いやはや教育って大事だなぁとつくづく感じる。
以前に死刑反対派の学者が「死刑には反対だが(死刑は殺人件数を減少させるという)データは隠せない」とした記事を書いた。→ 死刑制度に賛成
この学者とならば、例え彼が死刑反対論者だとしても有意義な議論ができそうだ。
ところが反捕鯨派ときたら、もうアルカイダも真っ青なテロ思想。自分たちの主義主張を通すためには船への体当たりも有害物質を投擲する行為も「暴力ではない」と本気で主張している。
捕鯨に関する議論でも、せめて1gでも正確なデータに基づいて「暴力」ではなく「議論」を求める環境保護団体って存在しないもんなのかな?
Will Killing Whales Save the World's Fisheries?
↑この論文なんて酷いもんだ。反捕鯨陣営と言える国、この場合はアメリカのタイム誌でもこの程度の「反捕鯨派に都合の良いだけの感情論」が研究論文として掲載されている。
英語が読める方は是非ご一読を。研究者がこの程度の論文と驚くとともに、タイム誌は反捕鯨の姿勢の記事ならばどんな文章でも良かったんだろうなってのが見え見え。
まぁ、全文を訳さないでも最後の一文だけで皆さんにも通じることだろう↓
最後の一文: 「and trust me, you won't like it.(クジラは大しておいしくないわよ)」
これ女性の研究者が書いたわけなのだが、まさにスイーツ脳というか・・・・・。
おまえの味覚なんか知ったことか!!!という言葉しか思いつかない。
正確なデータを元にした議論を一切受けつけずにひたすら「クジラを獲るな!」と他国の食文化を根絶させようとする環境テロリストやその支持者たちには呆れるばかり。
ともかく、事実は事実。
シーシェパードは海にゴミを捨ててきたってことだ。
この事実は覆らない。