下の漫画はたまたま昨晩ネットで見かけたもの。内容についての真偽については分からないけれど、我々の今後の人生にもかかわることなので注意しておかなければならないことだと感じる。人生にかかわると言うと大袈裟に聞こえるかもしれないけれど、原発事故を起こして日本をこんな酷い状態にしたその企業の体質がもしこの漫画のような面があるのだとしたら恐ろしいことだ。末端の社員までもがこんなことを日常的にやっていたのだとしたら、今この時点で原発事故についても誠意ある対応を本当にやってくれているものか否か本当に心配になる。
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繰り返すけれど、勿論この漫画の内容の真偽は分からない。全くの作り話かもしれない。誇張された話かもしれない。そうではあるのだけれど今回取り上げた理由がある。
あの原発事故以来、このブログには幾度もこういった事例、つまり東電の社員と関わった人々からの上の漫画にあるような酷いエピソードが届いているのだ。このブログの性質からいってそういうことは珍しいことではない。送られてくる内容は「実はこんなことがありました・・・・」と始まる信じられないような酷い東電社員たちのエピソードなのだ。この漫画に類似するような酷い話なのだ。勿論、こちらで真偽を確認する術が無いのでブログでは取り上げられなかった。かといってミジンコがそういうエピソードを教えてくださった方々を信用していないというわけではない。むしろお話が詳細な上にそもそもミジンコに嘘を伝えたところでそれを教えてくださった方々になんのメリットもない。恐らく東電という企業のその体質を心から心配しているが故にミジンコに伝えたかったのだと思う。ブログで取り上げなかったことは申し訳ない気持ちがあったのだけれど、さすがに裏が取れないことを記事にして公開することは避けたかったことはご理解いただきたい。
東電という会社自体の体質をもっと疑った方が良いかもしれない。ひとつ前の記事でも
東電が「人災ではない」とTBSに抗議した件を取り上げた。なんとも言えない抗議だ。抗議する権利は勿論どんな企業にもあるわけなのだがこれには呆れた。人災と認めてこそ改善することができる対策だってあるはずだ。
取引先に酷い対応をしたからといって原発事故処理とは関係ないと言われればそれまでだが、全ての仕事には人間が関わってくる。そう、その人間が大事なのだ。東電社員たちの全てが取引先に横柄な態度を示していたわけでもないだろう。福島の現場で必死に働く東電社員や下請け会社の方々には頭が下がる思いだ。それでもこの漫画のようなエピソードをいくつも聞いてはとても心配になる。頭を下げながら舌を出しているような東電社員たちはいないだろうか?清水前社長は退職金を受け取っていた。莫大な税金で支援された企業のトップが辞任したときに退職金を受け取るとは驚いた。どれだけ厚顔無恥なのかと。あの土下座はなんだったのかと。
東電の全てを疑えというつもりはない。それでもこんな漫画のエピソードやそもそもの隠蔽体質だ。日本人は東電に油断しない方が良い。日本の未来に関わる話だ。
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