アメリカでは国民の肥満率が6割を超え、むしろ太っている方が標準体型と思えるほどになってきました。
体重130kgの男性が、ニューヨークにあるファストフード店の座席が狭いことに腹を立て、配慮が足りないと訴訟を起こしました。
こちらはファストフード・チェーンのホワイトキャッスルの店内の様子。
ご覧の通り、130kgあるマーティン・ケスマンさん(64歳)にとって、固定された座席はギリギリ座れるかどうかと言ったところ。
マーティンさんが店側に、配慮が足りないとクレームしたのが2年前。すると店から手紙が送られてきたのですが、まずこれに対してマーティンさんは「無料のハンバーガー券が、たった3枚だけ入っていた、しかもチーズは無しときたもんだ!」と憤慨しています。
さらに店側は、大きな座席を用意すると約束してくれたと言いますが、2年経った今も改善の気配は見られず、ついにマーティンさんは訴訟に打って出ることにしたようです。
マーティンさんの言い分によれば、「自分の問題だけじゃないんだ、例えば妊婦や障害者に対しての差別でもある。ただ普通の人たちと同じように座りたいだけなんだ」とのことです。
どう言った結果になるかはわかりませんが、こういった訴訟が起こること自体が、アメリカの肥満社会を反映しているのかもしれません。
ソース元:
らばQ
オイオイオイオイ・・・・・・(-_-;)
肥満率が6割を超えているから、既にマジョリティーは太っている人たちであり、普通体型もしくは痩せている人たちはマイノリティーとなってしまったということだろうか?本当にこんな訴訟、正気の沙汰とは思えない。
実際、この数年で駅構内やショッピングモールでとても巨大なベンチシートを見かけるのだが、それらは肥満の人たち用なんだそうな。肥満といってもちょっと太っているといった体型ではなくて、本当に生活に支障が出てしまうほどの130kgオーバーやそれ以上に体重がある人たち用のベンチとのこと。普通のベンチシートでは左右の肘掛のスペースに入り切らないので座れないのだ。そういう巨大な人たちは立っていられないのだから、そういう特別なベンチが必要で施設側が座れる場所を用意するべきだとの声を受けての設置らしい。訴訟社会アメリカはそこまで配慮しないと訴えられてしまうのだろう。今回のハンバーガー屋の件もまさにそれ。
このホワイトキャッスルというハンバーガー・チェーン店、小さい四角いハンバーガーを格安で販売している。ミジンコは学生時代に何度も行っていた。本当にこう言ってはなんだが誉められた味ではない店なのだ。それでも当時でもチーズバーガーでも10個で3ドルもしなかったので助かっていた。凄く小さいバーガーなので10個でマクドナルドのハンバーガー2.5個分くらいのボリュームだったと記憶している。
つまり、味は度外視して満腹感を重視したい人にはうってつけのお店。油でギトギトの鉄板に四角い切れ目の入った巨大なバンズを敷いてその上にパティと玉ねぎを敷いてジュワジュワと焼きながら1ピースごとに切っていく作り方。バンズが油吸いまくりw
そうやって何百個もいっぺんに作るのだ。それでも飛ぶように売れているのでスタッフは忙しそうだった。なにしろ一人で20個くらい食べる人が当たり前のようにいたのだ。肥満率が大幅に上昇した今のアメリカだともっと凄いことになっているのかもしれない。
このおじさんの写真からして訴えられた店がクィーンズの自分がよく行っていた店のような気がしてならない。違うかもしれないけれど。
あんまり不味い不味いというと、青春の1ページだった店には申し訳ない気持ちもあるけれど、本当に不味かったw
格安であまりの油ギッシュさに若いときの胃でさえギブアップするため、食べた翌日までおなかがいっぱいになったので食費が浮くという作戦を当時の彼女と編み出したのは良い思い出。
自分が太っていることを棚に上げて「座席が狭い、差別だ!」って言うおじさんって・・・・・。
あの格安ハンバーガーをいったい何個売れば座席の改修費用に届くのだろう?そういう座席を増やしたら結果として総座席数は減ることになるかもしれない。それでは座れる人が少なくなる。こんな訴訟、どうかしている。
自分が痩せようとはせずに店が座席を改修するべきだとするその発想はアメリカ社会では通じることは通じるんだろうが誰も幸せにならない考え方だとは思う。なんだかなぁ~。
[9回]
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