東京都小金井市の佐藤和雄市長(54)は1日、自らの選挙戦での言動をきっかけに、可燃ゴミ収集停止の恐れが出ている問題の責任を取る形で、市議会議長に辞表を提出した。
地方自治法では、市長が20日以内に退職する場合は議会の同意が必要と定めている。佐藤市長の辞職は、1日午後にも開かれる市議会で諮られる予定。
佐藤市長は今年4月の統一地方選で初当選。市長選の選挙公報などで、可燃ゴミの焼却を依頼している周辺自治体に支払うゴミの委託処理費の増加分について、「ムダ使い」などと指摘したため、周辺市の反発を招いた。今年度排出見通しの可燃ゴミのうち未契約だった約5500トンの搬出先がいまだ決まらず、今月半ばにも収集停止の恐れが出ていた。
ソース元:
YOMIURI ONLINE
帰宅したのが23:55、まぁ、いつもは夜中帰りなので普段よりも早いくらい。早い帰宅とは言ってもニュース番組は終わっている時間帯。諦めてはいたものの、チャンネルをフジテレビに合わせたらニュースがまだやっていた。「東京小金井市の・・・・」と始まったニュース。小金井がキー局のニュースになるなんて珍しい。内容は上記のソース元のとおり。こんなにも人にガッカリすることもそうはない。なんだったんだ、この市長は・・・・・。
3期も務めてその任期中のほとんどの期間でゴミ処理場問題を解決しなかった稲葉前市長がやっとのことで落選し、新しい佐藤市長への期待は高かった。ゴミ処理場が10年余りも無い市。ゴミ袋が尋常ではない高い価格設定(例:20リットルサイズ(中袋)が10枚で400円)となり市民の負担も我慢も限界に近かった。なにしろゴミ袋のことなので生活に直結してきていた。
はっきり言おう。この佐藤市長、ゴミ問題での不適切発言を受けての辞任とあるが、実際のところは市長として問題解決能力が無いことに市長になってから気がついて辞めたくなったのではないだろうか?あれだけ市の問題点を指摘して前市長の失政を批判してはいたものの、いざ自分が市長になってみるとなにもできない(実際なにもしていない)ことに気がついて焦っているようにしか見えない。鳩山由紀夫にそういう部分は酷似している。なんでこう自己分析ができない人間が政治家を目指すのだろう!(怒り心頭)
就任直後からこの佐藤市長が期待に反して「動けない・対応できない・堂々としていない」の悪い方の三拍子揃った市長だとは感じていた。辞任会見の動画を見ても非常に情けない。憔悴し切った顔での会見。憔悴したいのは小金井市民の方だ。本当に国政からたった11万人の市の政治から、いったい政治家の公約ってやつはなんなんだろう?公約を信じて投票してもこれでは意味が全くない。数ヶ月で辞める無責任なバカヤロウたちに投じられた票に対しての責任ってやつがどこにも存在していない。
結局なんだかんだ理由をつけては重責に耐えられなくなって辞めたいだけだろうに。それならば最初から立候補なんてするもんじゃない。このスピード辞任の佐藤市長、疲労困憊とも言える小金井市にトドメを刺すために立候補したようなものだ。この市長の握手したときの弱さは選挙活動での疲労では無かったのかもしれない。辞任記者会見を見てそう思った。元々弱かったんだ。
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