関根勤も芸能界で微妙な立場なのか、ついにこういう媚び方をしてくるようになったか。嫌いじゃない時代もあった人なので今のこういう姿はとても残念だ。
KARAが好きになったから日本人選手を応援する気がなくなったというプロセスが画像の説明を呼んでもイマイチ理解できない。なにかを貶めたり否定したりして自分が好きなものに優位性を持たせようとすることは大抵は失敗に終わる。それがこれだけ長く芸能界にいる人でも理解していないということが今の芸能界の現状なのだろう。韓国系のなにかを持ち上げて、日本のものよりも上だと称するとポイントが貯まる制度でもできたんだろうか?今のタレントたちを見るとそんな制度があるような気がしてしまう。
タレントとは英語で才能を意味するわけなのだが、その才能を微塵も感じさせないままなにかに便乗しようと必死なタレントたちが多過ぎる。海に行ったらコバンザメとして大成するのかもしれないが、コバンザメはサメよりもデカくはならない。何十年も冠番組を持つお笑い芸人や司会者の入れ替わりがほとんどなされない理由はそこにあるはずだ。
昨年あたりからだろうか、日本のお笑い芸人たちのことあるごとにK-POPに触れようとする姿にウンザリして尚更TVを見なくなった。昔はバラエティー番組は好きなジャンルだったけれど本当に見ていても、ひきつり笑いしかできなくなってほとんど見なくなった。更に追い打ちのようにナインティナインの岡村、ビートたけし、ロンドンブーツ1号2号の田村淳が揃って発した「(テレビを)イヤなら見なきゃいい」を知り、ああ、この人たちはそういう傲慢な考えで電波に乗っかって生計を立てていたのかとガッカリし、更に冷静に考えてみると、もうこの人たちでピクリとも笑ったことがないことに気がついた。そして「イヤなもの」は見ないところでなんの支障もないという当たり前の事実に行きあたった。
テレビの視聴者数がこの十年で急速に減少したというデータがあるそうなのだが、それは元視聴者たちがネットなどの他のことに使う時間が増えたこともあるだろうが、単純にテレビ番組がつまらないと感じられていることが大きいのだろう。実際、地デジに完全以降したからといって「だから?」といった印象だ。高画質になったせいで出演者たちの汚い肌が鮮明になってしまい不快な映像のオンパレード。そこにきてK-POPのウンザリするほどのゴリ押し、笑えないのにお笑いと称する芸人たち、冗談で作っているのかと思うほど低クオリティーのドラマ、取材能力が疑問な上にジャーナリズムのカケラもない偏向報道と、昔言われていた「テレビを見たら馬鹿になる」が現実のものとなっている感がある。
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