素粒子のニュートリノが光より速いという実験結果を9月に発表した国際共同研究グループOPERAに参加するイタリア核物理学研究所が18日、精度を高めた再度の実験でも、同じ結果が得られたと発表した。
実験はスイス・ジュネーブ郊外にある欧州合同原子核研究機関(CERN)の加速器で人工的に作ったニュートリノを打ち出し、約730キロ離れたイタリアのグランサッソ国立研究所の検出器に到達するまでの時間と距離を測定している。
ニュートリノを作る反応を起こす陽子の流れ方を工夫しニュートリノの速度測定をより細かく精密にした実験を行っているが、今のところ同じ結果が得られているという。ただ速度の計算に全地球測位システム(GPS)を利用している点は前回と変わらない。
ソース元:
asahi.com
がんばれ、俺・・・・・。い、いや、なんでもないよ・・・・・。
真実はひとつしかないのだから、これからの応用物理学を含めた物理学はまた仕切り直しということで皆で納得するしかない。
正しいとされていた理論が実はそうではなく、その理論の根底から覆ったとしても、真実ではないことを基に研究を続けていくことを人類が選択するわけにはいかない。
光よりも速いものがあるということが解ったからこそ開ける未来もあるというもの。
とは言いつつも、まだこの検証ではモノ足りない。観測のやり方に既に多数の異論がでている上にGPSの正確さはミジンコも疑問。そもそもGPSは今の物理学を基にしているとも言えるわけで・・・ってそういうことを言っていたらキリがないか(汗)
今の物理学が覆ることは悪いことばかりじゃない。今まで不可能とされていた技術が現実的には不可能とは言えなくなる。むしろ喜ぶべきことなのかもしれない。
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