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東京ディズニーランドでの客とスタッフのエピソードを集めた本としてベストセラーになっている「最後のパレード ディズニーランドで本当にあった心温まる話」(サンクチュアリ・パブリッシング発行、中村克著)に、読売新聞に掲載された「小さな親切はがきキャンペーン」の入賞作品がほぼそのまま収録されていることがわかった。
ほかにも、掲載されている複数のエピソードが、過去にインターネットの掲示板「2ちゃんねる」に投稿された文章と酷似していることも明らかになった。
読売新聞掲載の作品とほぼ同じ内容だったのは「大きな白い温かい手」と題された文章で、脳
梗塞で障害が残った車いすの夫とその妻が、「ドナルドダック」に背中や腕をさすられ、感激したという話。社団法人「小さな親切」運動本部が2004年に実施した同キャンペーンで日本郵政公社総裁賞を受けた作品に酷似しており、文末を「です・ます」にしたり、「重度の」を「重い」にしたりするなどの言い換えはしているが、文章の流れや表現はほとんど変わらない。 この作品は同年11月24日の読売新聞夕刊に掲載されているが、執筆した大分県内の女性は、同書で使うことを一切知らされなかったという。女性は「ディズニーランドではなく、地元の遊園地に出かけた時のことを書いた」と話している。
一方、2ちゃんねるには同ランドでの感動した出来事を紹介するコーナーがあり、そこへの書き込みと酷似した文章も、同書には複数収録されている。2ちゃんねるに書き込まれた時期は、同書の出版以前だった。
同書の末尾には参考文献が挙げられ、「関連サイトの情報を参考にさせていただきました」との記載もあるが、外部の文章を引用したなどの記述はなかった。
(以下略)
ソース元: 読売新聞
なかなかエグいことするじゃねーか、元オリエンタルランド社員・・・・・。
ってか、この著者の開き直りっぷりが酷い。
本を書く能力が無いのに無理矢理にでも作家をやるとこたぁない。ましてや人様の文章を丸々パクッて出版するなんて、そのズーズーしさがなんとも・・・。
とかく日本では「感動」とか「涙」をPR活動の全面に出すと商品が売れやすいと言われている。言われているっていうか事実そう思う。
こんなパクリ本でも「感動」をウリにしたもんだからベストセラーに・・・ふぅ・・・。
というわけで、このブログも「感動」と「涙」をテーマに・・・・するわけない。
でも1度くらいは「感動」と「涙」の文章を書いてみようかな。
『先週、コタツに入れた。ちょっと暑かった。コタツの中にいたジョン君(イヌ)に足が触れてしまい冷戦突入。ビーフジャーキーをあげて仲直り。便乗のガンタくん(もう1匹のイヌ)もパクパク食べる。ジャーキーの袋が空っぽに。「勝手にあげるんじゃねぇ!」と妻に叱られた。謝罪の意味も込めて自分で近所のペットショップにジャーキーを買いに出かけることに。勇気を出してジャーキーをお使い。「ついでに散歩もしてきて!」とイヌ2匹分のリードを渡されたため移動速度が大幅に遅くなった。夕日がキレイだった。(←ここ泣くところ)』
泣いた?