君が代には人類の予想を遥かに超えた効果がある模様。
しんぶん赤旗 きょうの潮流より(日本共産党)
「男なら男らしくしろ」「女房、子どもを泣かすのか」。東京のある教師は、卒業式の「君が代」斉唱時に立てと強いる校長から、何度も脅されました
▼胸中をかけ巡る怒り、無力感。ついに起き上がれなくなって入院しますが、医師にも迫られます。起立するか。辞めるか。相談にかけこんだ先が、精神科医の野田正彰さんです。野田さんのもとに、同様の相談が相次ぎました
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「君が代」の伴奏を強いられた音楽教師は、ストレスのあまり胃から出血し緊急入院。動脈の8カ所で止血を施すほどの重症でした。良心の自由と強制の間で苦しむ心の危機を、「君が代症候群」とよぶ野田さん。大阪の教育基本条例案に反対するアピールの、よびかけ人でもあります
▼条例案は、橋下知事が求める「独裁」の教育版です。翻訳家の池田香代子さんは当初、条例案を「ばかばかしい」とみなしていたそうです。が、心のどこかにおりのようにひっかかる。とある機会に全文を読み、正体を知ります
▼条例の7割を「問題教師」の排除に割く。上意下達と監視の義務づけ。首長や議会は民意の代表だからと、政治が教育に乗り出す…。ドイツとかかわりの深い池田さんは、省みます。かつて多くの人が“あんなばかばかしい連中が政権などとれるはずがない”と高をくくり、ナチスの政権とりを助けた。同じく自分も条例案を軽くみていた、と
▼昨年春から、橋下流のやり方を「ハシズム」とよんでいた池田さん。もちろん、アピールのよびかけ人です。
(*ソース元では全く改行がありませんが読みづらいので数ヶ所改行を施しました。)
心配なのはこういう教師から望む望まざるは関係なく授業を受けなくてはならない生徒たちの心労のほうだ。実際のところ、生徒は教師を選べない。音楽という大事な情操教育の一環にて、教鞭を執るはまるでエクソシストに悪魔払いされているかのように日本の国家を伴奏すると血管がブチ切れる音楽教師。これは子供たちが心配だ。
このソース元には二人の医師が登場する。
>ついに起き上がれなくなって入院しますが、医師にも迫られます。起立するか。辞めるか。
この医師のアドバイスは的確だ。公立校の教師として、起立するか、辞めるかしか選択肢は無いだろう。
一方、もう一人の医師、大阪の教育基本条例案に反対するアピールの呼びかけ人であり精神科医の野田医師は、「君が代症候群」なる病名を作り上げた。君が代を聴いたり伴奏すると苦しむ教師を診察して、
良心の自由と強制の間で苦しむ心の危機と診断している。・・・・・・絶句。
日本中で君が代を流し続けた方が子供だけではなく常識ある日本人は平和に暮らせるのではないだろうか?
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