17年近い逃亡後に逮捕されたオウム真理教元幹部の平田信容疑者(46)が当初、東京・霞が関の警視庁本部を訪ね、警備のため庁舎前にいた機動隊員に名乗り出て出頭しようとしていたことが2日、警視庁への取材で分かった。
機動隊員は悪質ないたずらと判断して身柄確保などの対応はせずに丸の内署に行くよう指示しており、警視庁は対応に問題がなかったか詳しい経緯について調べる方針。
また、警視庁が平田容疑者の本人確認をする際、指紋の鑑定結果が出る前に首近くのほくろの位置を決め手として判断していたことも判明した。
ソース元: 西日本新聞
そ、そんな・・・・・・・(唖然)
いやでも指名手配から十数年も経っている容疑者が自首してきた場合、いたずらを判断することも仕方がないことなのだろうか?
なんでも110番通報にも信じられないほどのいたずら電話が毎日かけられているという話なのだから、警察官も最初にいたずらだと考えてしまうことが身についてしまっているのかもしれない。
これでは指名手配犯がなかなか逮捕されないわけだ。自首しようとしてもたらい回しにされてしまうのだから。
あの指名手配写真は日本人の誰もが目に焼きついていると思う。そんな指名手配犯が自首してもこういう事になってしまうのかと思うと、十数年分で使われたあの手配写真の用紙代やインク代が勿体なかったなとか考えてしまうのはセコいんだろうか?職業柄、ポスターにかかるコストの膨大さが身に沁みているので、全国に十数年にも渡って貼り続けられた手配ポスターのコストを考えると憂鬱になる。それが本人へのプレッシャーにもなっただろうし無駄だったとは思いたくないが、自首が危うく中断されるところだった。危ない、危ない。
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