
この画像はネットでよく取り上げられている自衛隊による東日本大震災の救助活動の様子。このブログでも一度取り上げたことがある光景だ。自衛隊の皆さんには頭の下がる思いと頼もしい気持ちが相まって日本人としてとても誇らしい気持ちになる1枚だ。
皆さんもご存知のようにミジンコも軍隊というべきか、正確には民間の警備(軍事)サービスを提供する企業にも籍を置いており、直属の部下たちはまさに写真の自衛隊員の方々のような迷彩模様の軍服を着ている場合もある。ミジンコも必要なときにはそういう服を着たこともあるが性に合わないので今は余り着ていない。どうしても威圧感が出てしまう上に戦闘、もっと言えば人を殺す準備があるとも言える格好をするにはまだ自分の組織が社会的に信用を得ていないということもある。理想は人の命を救う組織として認知されることなのだけれど、民間軍事会社はそういう地位にいるどころかむしろ傭兵の集団という見られ方が大勢を占めている。実際にそうなのだから仕方がない。どれだけ自衛手段としての武装でも信用が追いついていない。多くの民間軍事会社がアフガンやイラクなど世界各地で酷いことをしているからだ。ミジンコの会社は警備専門ではあるが攻撃されれば反撃はする。専守防衛ではあるのだけれど世間からしてみれば多くの民間軍事会社と同じなのだろう。訓練された戦闘員たちと武器を保有すること自体が「我々は平和を望んでいる」と言ったところで説得力に欠けるということだ。それでも要人を守り、医療チームの安全を確保し、輸送車両を死守するために武装は解除できない。
自衛のためとはいえ、武器を持っていることはまるで暴力の先駆者として批判の矢面に立たされる。どの民間軍事会社も多かれ少なかれ死神のような扱いだ。なにしろ国家が保有する特殊部隊から人材を引き抜き、潤沢な資金を背景に最新鋭の銃器や車両・航空機を保有している企業たちなのだ。これで平和を求めると言ったところで説得力がないのだろう。
ところが自分の母国である日本では戦闘訓練を受けた上で最新鋭の武器を保有している組織なのにも関わらず災害救助などのときに大活躍して人々から感謝され、その活動内容について尊敬を集めている自衛隊が存在する。被災地にて自衛隊の姿を見ると国民がホッとするのだ。テレビから流れる自衛隊の救助活動を心から応援し感謝した国民は少なくないだろう。震災翌日にミジンコは
神技と言える自衛隊ヘリのホバリングを生中継で見て手に汗を握った。それがいかに高度な技術か解っていたので、それだけの訓練を重ねている自衛隊を誇りに思えた。世界最高峰のヘリパイロットが自衛隊所属なのだ。
さて本題。
北朝鮮の弾道ミサイル実験に伴う国内防衛のためのPAC3配備について、沖縄タイムスやら琉球新報などが土地の人の声として「自衛隊員の迷彩服を見て孫が脅えた」とか、警備のために自動小銃を携行する自衛隊員を見て「住民に向けられることにならないか」などと伝えている。沖縄に住んでそんな新聞ばかり読んでいたら自衛隊を敵と見なす洗脳がされてしまいそうだ。
ソース:
石垣市民「迷彩服怖い」 配備歓迎の声も(沖縄タイムス)
民間地銃携行 一体、何を守るのか(琉球新報)
いったい孫にどんな教育をしているんだろう、そのお婆さんは・・・・・。その孫は震災時の自衛隊の活躍をまったく見ていないのだろうか?今回掲載した画像の自衛隊員に肩車をされている少年の表情を見て欲しい。それが全てを物語っていないだろうか?
自衛隊員が自動小銃を住民に向けるだって!?そんな被害妄想を抱くってことはなにかとんでもなく悪いことをしているんじゃないだろうか?まさかテロリストなんでは?琉球新報の社説では、PAC3システムの警備は警察に任せれば良いと主張している。そんなアホな!自衛隊の迎撃ミサイルの警備、いや防御を警察が担当しろだって!?冗談じゃない!いくら最新鋭のPAC3でも迎撃ミサイルの発射台が破壊されてしまったら機能しなくなる。そこを警察が守れって敵国からしたら笑いが止まらないだろう。
北朝鮮のテロリストが自動小銃やロケット弾を撃ちながらPAC3の発射台に突撃してきたら警察では守り切れる可能性は低い。迎撃ミサイルが破壊されてしまったら、北の弾道ミサイルが日本に着弾することが分かっていても被害を最小限に食い止めることができなくなってしまう。どういう思考回路が自衛隊の銃が住民に向くといった結論に至るのだろうか?いったいなにを考えているんだ琉球日報は・・・・・。
この2紙ともにまるで自衛隊こそが自分たちの敵かのような取り上げ方なのだ。本当に日本の新聞社なのだろうか?自衛隊の今までの活動を少しでも理解していたら自衛隊に恐怖することもなく、ましてや自衛隊が銃を向けてくるなんて発想には到底至らないはずだ。日本人ならば自衛隊が北朝鮮の弾道ミサイルの「もしもの時」に対応していると聞けば頼もしく思うはずだ。そもそも日本を守る自衛隊員たちと聞けば、上に掲載した写真の自衛隊員たちを先ずは想像するはずだ。こちらに銃を向けてくる自衛隊員を想像するなんてどうかしている。
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