これ等の写真は加工して肌の荒れやスタイルの補正(シャープに見せるために太っている部分を削ったり等)がされていない。第一線で活躍するようなモデルや女優をしているプロたちはいわゆるフォトショ・マジックといわれる現実とは別人になるような加工をする必要がほとんどない。普通に撮られた写真でもキレイだな、カワイイなと思われてこそプロってものだ。
勿論、広告用の写真などとなると画像自体には様々な加工を施すわけなのだけれど、モデル自体を補正する手間はそれほどかからない。補正が必要なモデルならば初めから起用されないからだ。
広告に起用され、多額のギャランティーを受け取るモデルたちはそうあるべきだ。モデルたちは、消費者、つまり潜在顧客に目の保養を提供し、憧れられる存在であってこそ広告として成り立つ。最近はあまりのブサイクさでネタ画像なのかと思い2度見してしまう広告がやたらと目立つ。広告に起用されたAKB48やK-POPアイドルのメンバーの画像を見たときには心底驚いた。クライアント(企業)もよくぞこのキャラクターで了承したなと・・・・・。化粧品のCMキャラクターがコントのメイクみたいになっていたものまである。
そんな状況がもう何年も続いている。無理を通せば道理が引っ込むってやつなのだろうか?広告くらいはキレイな人たちが見たいと思うのはおかしいことなのだろうか?広告代理店や芸能事務所、またなんだか正体不明なアイドルをプロデュースしているというおっさんたちの思惑通りに広告モデルを起用し続けていたら広告は「なんでこの子が売れているの?」といったモデルが溢れ返ってしまう。もういい加減にこの流れは止めたい。
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