以下の画像は乃木坂46なるアイドルグループのダンスシーンの一部。このブログにこういう画像を進んで表示したくもなかったけれど、画像を見れば一目瞭然なので掲載する次第。こんなのおかしいだろ?って話。
どうだろう、このダンスの数々は?いわゆる「見せパン」と呼ばれる見られても良いとされるパンティーだからOKだとか、そんな言い訳も虚しいことだ。スカートをわざわざまくり上げていることを彼女たちが率先してやりたかったわけでもないだろうに、誰かがやらせているってことだ。
別に法律で許されている年齢の女性が性をウリにしてセクシー系のグラドルになろうがアダルトビデオに出演しようが、そこはそのパッケージがアダルト用と区分けされているのだから、なにかの誤解が生ずるわけでもなく、またそういうことのリスクも含めて出演者に高額なギャラが発生していることなどから問題視する気もしていない。要は住み分けってことだ。
前々からAKB48や同系列のアイドルグループの性を前面に出した売り出し方へは批判も多かった。CNNがそのことを問題視して取り上げたことは記憶に新しい。ミジンコも別に清廉潔白に生きているわけでもない男だが、AKB48の下着姿でのPVやわざと下着を見せていることが明白な舞台でのダンスシーンなどを知るに同グループへの嫌悪感が募った。男だからといって下着や裸を見れば満足なんて単純なことは実際にはないのだ。未成年の女の子たちが大人の利権を確保するためにまるでストリッパーのような活動をしつつもアイドルだと称して、さらに周囲のプレッシャーからか整形手術を当然のようにしている有り様が愉快なはずもないのだ。むしろ世の中狂っているとさえ思える。そう考えているのはミジンコだけに限らず、大多数の大人はそう捉えているのだと信じたい。
大事なことなので繰り返すが、金の亡者と化している大人たちが、まだ分別もつかないような年齢の少女たちに下着を見せることを強要し、整形手術はキレイになることに必要なことと信じ込ませることは狂っている。売れなきゃダメなんて発想を10代の子たちに植えつけて、どんなことでもやることをおかしいことだと思わせる余地も与えない大人なんてのは言語道断だ。反吐が出る!
残念ながらそういう腐った大人たちが名プロデューサーだとか優秀な宣伝マンなどと持て囃されている場合もある。本当に吐き気がする。
こういったグループを統括する秋元康なる一部に言わせると名プロデューサーは、この振り付けに関しては会議の席で苦言を呈したとネットで自ら述べている。彼はソニーミュージックの担当者を名指しで批判しており、悪いのはその人物だといった趣旨のことを述べていた。つまり会議の席にいたプロデューサーが会議の席では反対したんだから、自分ではなく他のスタッフが悪いと言っているわけだ。会議の席でその振り付けを止められる権限があった人物がその場では止めなかったけれど、反対意見は言ったのだから自分が悪くないとのこと。笑わせる言い訳だ。
大袈裟に言っているわけではなくて、こういうビジネスを主導している大人たちは大人であるが故の責任が発生する。そうであるべきだと考えているが故にこの記事ではずっと大人と呼んでいる。未成年者たちに性的な営業活動を強要しているのだとしたら刑事罰が相当だろう。CNNが問題視したことはその点だ。こういうことを当たり前にしてしまっている現状が異常なのだ。そりゃ性をウリにしたほうが飛びつくゲスなファンも多いということは分かっちゃいる。AKB関連のイベントの動画や画像を見りゃイヤでもそういうファンたちが目に飛び込んでくる。需要があるということなのだろう。そんな需要があるからといって、延々とこんなアイドルグループを作り、こんなダンスを披露することが当たり前なんてことは断じて許されない。十代の女の子たちが大人の命令でスカートをまくり上げているのだ。社会がそれはダメだと断固たる否定をつき出し、彼女たちが大人になるまで待つまでもなく、おかしなことをやらされているのだと気がつかせてあげるべきだ。
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